暗黙知・形式知について

『暗黙知』『形式知』って言葉を初めて知ったのは
ドラマのドラゴン桜ですね

ストーリーをざっくりいうと学力がイケていない子達が東京大学を目指す話なんですけど
そこで出てきたワードになります

つまり、勉強で使えるものだと思ったんです

Q太郎は言葉の認知が弱いので、何かしらヒントにならないか調べてみたんですよね

今回はそんな軽いノリです

正直、現在Q太郎に対して有効活用できているかというと正直微妙な感じもありますが
もしかしたらこの記事を見てくれる方には参考になるかもしれません

まぁ、軽い気持ちでどうぞ
結果として参考になればうれしいです!!

目次

そもそもなんですの?それ

まずは言葉の意味ですね
「知」って言葉がついてるので、なんとなく『知識』『認知』とか『記憶』に関係する言葉だと思っちゃいます

ちなみにこれらは対義語になっています

暗黙知

皆さんは何でもいいんですが「このことを説明するのは難しい」と思ったことありますか?

例えば、自分の経験談だったり、なにかの概念だったりとかです
もう少し平たく言えば自分が理解しているのに他人に説明するのが難しい知識のことです

説明が難しいのはただ単に自身の説明能力の低さもあるのかもしれないですけど
皆さんも何回かはそんな経験あるんじゃないでしょうかね

暗黙知とは簡単に言ってしまえば、こういうことです
「言葉にしても、簡単には伝わらない(伝えられない)知識」「人が簡単には言葉であらわせないような知識」

たとえば、自転車に乗る場合、人は一度乗り方を覚えると年月を経ても乗り方を忘れない。自転車を乗りこなすには数々の難しい技術があるのにもかかわらず、である。そしてその乗りかたを人に言葉で説明するのは困難である
wikipediaから抜粋

暗黙知を説明すること自体も、それ自体が暗黙知のようでしたが(笑)
この例はわかりやすいし、これ以上ない表現ですね

形式知

暗黙知の逆で「自分の中にある知識で説明できるもの」となります

こちらはわかりやすいと思いますが、普段お子さんに説明するときなどは大抵これじゃないでしょうか

例えば、「犬ってどんな動物?」とか「駅の行き方を説明して」などです

日常普通にやっていることですね

結局どういうことなんだよ!?

ドラゴン桜でいうなら

計算式を見ただけで反射的に答えられるのが暗黙知と言ってました
これは反復の成果というか、理論的に考えなくてもできちゃうことですね

他にもゲームだったり、スポーツだったりと暗黙知が自然と使われていると思います

「これは〇〇だから結論は△△だ」みたいに理論的に考えなくても(というか理論部分をスキップできちゃうイメージ)
回答を導き出せるので対応が早くなります

これを「暗黙知」という単語として言い表せることを知らなかった方が多いと思います

どう活用していくの?

論理思考外の領域なので、習得しようにも時間がかかってしまいます。

ただし、説明がうまく伝わらないお子さんならむしろ自然に暗黙知になりがちかもしれません
結局、繰り返し行って熟練度をあげていくことが重要になります

公文の学習がまさにこれだったりするような気がします

パパ自体昔公文をやっていたんですけど、計算問題の繰り返しがえぐかった気がします

でも、やり続けたら計算問題がとても速くなりました

数字と+-×÷見ただけで、パッと答えがでるの!!

これが暗黙知だとおもいました・・・(当時は自覚なし)

伝わってなくても日々知識を積み上げていく

前置き長くなっちゃいましたけど、この記事で言いたかったのはこれです

人が知識を得ていくのって、他人から教えてもらうっていうのがほとんどだと思います

言葉もそうですけど、文字にしたとしても他人から教わることになりますから
例を挙げると本を読むとかですかね

でも、とっかかりは他人からでも、そこから経験を積んでいくのは自分自身です

相手からの暗黙知的なことに対しての説明は発達障害の方なら理解しにくいかもしれません

要は”会話の行間を読んで”補完するということは難しいということですね

ただ、自身の暗黙知というのは自分で理解して、かみ砕いて習得した成果だと思います

人生ってなんでも勉強で日々何かに刺激を受けて、それを結果として発信していく その繰り返しです

成果っていうものがこの時何かわからなくても
でも、日々積み上げていってるかもしれないってことなんですね

本来暗黙知を形式知にすることがゴールだと思いますが、
暗黙知ライクに理解していれば、それはそれで一つの個性を出しますし、知識で大きな遅れをとっていることではないということですね

まとめ

話をまとめるとポイントは2つです

お子さんが物事を覚えていかないとしても、積み上げている知識があるかもしれない
説明できなくても(口数が少なくても)、知識が溜まっているのかもしれない

あくまで可能性の話なので、必ずしもこういう結果じゃないかもしれません

ただ、親御さんに希望をもってほしいのと
今までと同様に引き続きアプローチしていくことが大事なんですね
※ここでいうアプローチとは子供に教育していくということです

暗黙知に関して、他にもいろいろな考え方の人はいるので何人かコメントを紹介しておきます

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