今回は、職場に配属された新人のお話・・・
この人がもう・・・なんというか・・・本当にすさまじいんですよ
どうすさまじいかは後々語りますが
苦労が絶えない日々、今回はそういった方との接し方について話していこうと思います
かなり珍しいケースかもしれませんが、参考になればうれしいです
※個人の見解がもりもり入っています
仕事はできる?
いや、できない(断言)
そして、そのできないっぷりが本当にすさまじい
まず、受け答えについてだけど
若干こちらの質問についてのあちらの回答が噛み合わないときがある
話し続けることでわかってくるんですけど
それがどんどん出てくるので「ん?」から「んん?」そして「ああ~これは…(察し)」となります
接する相手が「発達障がいの疑いがあるなぁ」と感じるタイミングって、大半会話しているときだと思っています
会話がかみ合わない度合いやその数が多ければ多いほど、そう感じます
まぁ、とはいえ
実際に仕事を教えてみないと、どうなるかわからないともこのときは思う
パパの判断が早いかもしれないし、もし何かしら発達障がいを持っていたとしても、仕事できないとは限らないと考えるからです
新人教育してわかったこと
パパの新人教育のやり方として、基本がっつり教え込みます
がっつりと言っても、ボリュームを多くするというよりかは、いろんな角度から教え込みます
それは人の記憶に定着するには「関連性の紐づけ」と「繰り返し」が有効だと考えるからです
もちろん、覚えられることに限りがありますから、そこは相手の様子をうかがいながら調整します
そして、その新人教育からわかったことですが
以下が、その新人君の特徴です
- メモを取らない
- メモを取っても肉付けがなっていない
- 会話の理解度
- しゃべりが少ないので会話にならない
- 話を忘れる
- すぐテンパるし、そのテンパり具合が凄い
- 意味を考えて仕事ができない
これは・・・なかなかの感じだと思っていて、実際に仕事を理解させるためには、パパの体力と時間をかなり使ってしまう
甘く見積もっても、普通の人の五倍ぐらい「仕事を教えること」に労力を使う
あと気付いたんだけど、メモとりながら話聞けないんだよな
これはまずい…マジで覚えられないじゃん
一応メモとる時間あげてますけど、そこで「メモの肉付けができない」という事実が発覚する
(メモの肉付け・・・忘れないようにさらっとメモ書いたあと、後にでも詳細内容に清書しなおすこと)
これができていないと、あとでメモ見返してもわからない
・
・
・
もぉどおしろ言うねん!!
多分、最低でも3回は同じことを繰り返し教えてる
最高で10回以上は同じことを教えることもある
家でよく愚痴ってるもんね(ヒトゴトー)
いや、愚痴を聞いてくるのは正直助かるよ
(多分、話の内容まではよく聞いていないと思うけど)
まじ話すると、こういう不安や不満のアウトプットは大事!
情報整理されるし、吐き出すことでメンタルが少しリフレッシュできる
アンちゃんも良く文句言うよ!
アンは言い過ぎなんだよ・・・
パパの場合
ここでパパのことも話しておきます
パパもおそらくはADHDあたりだとおもう
前にあったケースは
変な上司に当たったことも要因の一つかなとと思ってるけど、この人いかなる時も口頭だけで仕事の依頼してくるんです
しかも説明がうまいっぽいんだけど、それは雰囲気だけのようで
主語は抜けるは説明自体も全体を通していろいろ雑でした
結果、仕事の依頼の取りこぼしがあり、裏で「バカ」と陰口たたかれてましたね
・・・あ~そうそう、この人メモをとらしてくれる時間くれなかったですね
パパ自体自覚しているのは聞き取り能力が低いということ
故に口頭での伝言は忘れることあります
自分で言ったことさえ忘れて何回も同じ質問したりすることも多いですし
(これが起こるということは、質問したこと自体も忘れてるし、その時もらった回答も忘れているということになります)
口頭オンリー上司とは相性悪かったですね
まぁ、でもそのファッ〇ン上司
頭は良かったですけど、教え方は本当に下手だったので、最終的にパパはあまり気にしませんでしたけどね
認めた上で受け流すことも大事!!
仕事で発達障がいの疑いがある方と接することになったら
さぁ、話を戻して、発達障がいの疑いのある新人と接することになったときですが
「接すること」って広い意味で使っていますけど
今回のパパの場合はガチでその人に教える立場なので、より深い付き合いになります
どこまでサポートするべきかの判断
上司、先輩、後輩、同僚問わず、仕事仲間であれば、ある程度は協力・助けるべきと思っています
相手の職位というか権力が低ければ低いほど手をさしのべるべきです
でも、自分との関わりかたや環境にもよるところもあると思う
仕事が進まないという事実がが一番の問題なので、義務でも何でもはじめは面倒見るでしょう
限度があるとしたら、相手の特性の大きさと自分のキャパ次第にはなってきます…
努力でカバーできる?
まずは「自分で頑張れ」「努力してほしい」です
なので、初期の段階では「教えたことを理解していないから出来ない」のであれば
努力が足りないか、試行錯誤したけど芳しくなかった
ってパターンのどちらかをまず考ちゃいます
あと、努力っていうと人によって粒度や度合いが変わるところでもあるので、努力量については、深く突っ込めない
なので「努力たりないんじゃねぇの?」とは言えません
聞いても本心はわからないだろうし
本人が嘘をつくケースもあれば、人によってものさしが違うので、比較もできませんので
(「努力たりないんじゃない?」っていうと「努力しています!」って反論が来ても的確に言い返せて納得させる自信がないので)
ってか、こちらが教えたことを数回以内でできるんだったら、そもそも何らかの発達障害と感じません
つまり、何らかの発達障がいの可能性を感じてる時点で、努力でカバーできないんじゃないか?と考えていることになりますかね
これはどうする?
もう暖かく見守るしかない(笑)
せめて、仕事のモチベーションは維持してもらうように努めるしかないですね
サポートが必要かの判断は本人以外できない
自身が発達障がいと理解している時の話です
自分のことは自分が良く理解しているので、本人にサポート必要かの判断してもらうのが一番無難です
(例えば、聞き取りが苦手なんで、指示は全部メールにしてくださいとか、手順をあらかじめくださいとか)
ただ、今回は仕事での話
同じ仕事仲間として、戦力になってもらわなければいけません
現場の評価は近くにいる人が出せますが、最終的な決定権は上司になります
まぁ、その上司も当事者と直接接してみなければわからないんでしょうがね
そこが障壁になってきたりします
教え続けてどうにかなるなら、ある程度は付き合いますが、自分の特性をカミングアウトしてくれた方が周りは合わせやすいというのも一理あると思います
色々試す
これ「試す」って記載すると
「そんなことやめて」とお叱りをいろんな方々に受けそうですが
(実際にこの新人の上司に近しいこと言いましたが「やめて」と言われました)
「試す」という言い方はともかく、ある程度の相手のキャパや特性は知っていた方が良いときもあります
理由はもちろん
今回の取り巻く環境は『職場』だからです
同僚のできること、できないことを知ることは先輩として、当然です
だから、スムーズに覚えられなかったり、仕事ができないのでしたら
あれやこれや確認や試すわけですよ
まずは、相手に対しての説明のアプローチを変えたりします
なので、そこで多少の負担を強いるような教え方だったり、確かめ方だっりしても
こちらは悪くないと思います(パワハラするとは言ってませんよ(笑))
状況や環境によって「やって良いことと悪いこと」の許容やバランスは変わってくるものなので
ではどういう「負担」なのかと言うと、以下を実践しました
- 少し不明慮な説明をする
- 早口で説明する
- 説明時に主語を極力なくす
まぁ、結果として、聞き取りの認知度は落ちましたし、メモ書きもさらに内容が無いものになってしました
しかし、実はこれ狙いがあって
事前にこのケースにも対応できるよう伝えてるんですよ
説明がわからなかったら「もう一回説明して」と言って と
あるいは「メモを書くのでちょっと待ってください」と言って と
相手の発言を復唱するように確認するんだよ
結果、どれもできていない・・・
これは反抗なのか?とも一瞬思いましたが、そんな雰囲気もない・・・
だから、本人の広い意味での情報処理能力は早くないということと理解しましたし
もうそう認識しました(あまり考えすぎるとこちらが疲れるので)
できないことが多いので、いろいろ影響する
仕事に適性というものがあり、人によって得手不得手はある
もし、彼が発達障がいだとしたら、そういう枠で働いてほしいというのが正直なところ
現に(他社さんの話になりますけど)、一緒に働いてる人でそういう雇用条件で働いてる方はいて
自分の適性に合った仕事をしています
今回のケースの最大の問題は、仕事がまわらないということです
新人のようなタイプを相手にする場合は、周りの人が善意でフォローして仕事が回るように調整することになるので、なんの義務もない同僚が負担を強いられることになるわけです
言っちゃなんだけど、関係ない人が割を食う可能性があるということ
勘違いしないでほしいところは、これが差別ではないということ
一緒に働く同僚は極端な話どんな状態だっていいのです(仕事はめっちゃできるけど、体臭もめっちゃく臭いとかは改善してほしいっすけど・・・)
ー最終的には仕事ができてほしいのです
なので、以下を懸念材料として、今後どうするべきか考える必要があります
- 仕事がまわらなくなる可能性
- 仕事をまわすために特定の人の負荷が増える
- 余分な仕事が増える
大抵の職場は、成果を上げること、与えられた仕事をこなすこと を求められます
なので、この目標が遠のくというのは人員配置ミスとも考えます
さまざまな経緯や理由があるので、それが確実に配置ミスとは思いませんし
当事者自身の希望もあるので、何とも言えませんが
周り人間が必ずしも受け入れてくれる保証はありません
当事者だってそんな状況で幸せなの?っていうのは少し考えます
幸福感は人それぞれですが、思うところはありますね・・・
環境で人の評価は変わる
ほとんどの人が人生において労働をするわけです
業種や職種問わず働くわけです
でも、職場や場所が変われば、周りの自分への評価が変わるということを経験する人は多いでしょう
今回のこの新人も職場や場所が変われば評価が180度変わるかもしれません
(正直今の状況だとしたら、もう少し努力する必要あるとおもいますが・・・)
先ほども言ったように自分の状態をカミングアウトする方もいます
カミングアウトというか、事前に「私、○○な特性があります」という感じで
その場合、仕事内容だったり給料面で変わったりすると思いますが
でも、それも全然選択肢の一つとしてアリだと思います
何にも言わないで、自分の身の丈以上の期待を寄せられても困るつーか・・・
(これ別に定型発達の方でも普通にありますよね)
なかなかカミングアウトするのも勇気がいりますし、後戻りはできませんが
自分が幸せになる方法の一つと認識してもいいかもしれません
まとめ
「自分の人生は自分で決める」というのが、よく言われる人生の格言のひとつですが
実際にそのとおりだと思います
ただ、それを判断できない人もいるのも事実
その場合、まわりが判断してあげることもあったりします
その人の人生なので何を選択するのもその人の自由ですが、少しでも寄り添ってあげることは大切かもしれません
とはいえ、仕事の話なんで、仕事がまわらないのはまじでダメなので
上司や他の同僚に相談することから始めてみてはいいでしょうか
フォロー体制を盤石にするのではなく、まずは相手と自分の立ち位置を確認してもらうこと
あとは仕事の成果に貢献できていないということを、知ってもらうう流れを作れるのがベストのような気がします
冷たい言い方ですが
自分がイライラするぐらいなら、理由をつけて距離を取りましょう
面倒を見るのも限度があります
自分の仕事も対応しなければいけないであれば、そちらを優先するしかありませんね
仕事だけの付き合いなので、その人は仕事だけ・・・
我が家の場合は余力があったらQ太郎のフォローに回したい
深入りする必要は無いとはいえ、面倒見すぎて残業増えたりすると、体力の限界にすぐ達します!
普段からの距離感大事なんですよね
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QAパパの楽天ROOM
療育グッズも載せてるよ
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