【period0-7】 自閉スペクトラム症とわかってから (年齢別詳細)

車自体に乗ることが少ないので、とてもハイテンション!
でも”乗る”の意味がちがうぞQ太郎
おじさんの車なんだけど、おじさんも「こら!」と苦笑いで怒ってた
でもそれを見て爆笑して何もしないパパが一番鬼畜

~前回のあらすじ~

幼稚園に通いながら療育センターにも行きました
ずっと一緒に通ってくれたママには感謝です
また、先生方や関係者の皆さんの温かい良育(もちろん誤字ではありませんよ~)で
Q太郎はのびのびと過ごすことができたと思います

過去の話はコチラ
第1回
【period0-1】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで
第2回
【period0-2】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで (検査施設に行った編)
第3回
【period0-3】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで (検査結果編)
第4回
【period0-4】 自閉スペクトラム症とわかってから (幼稚園に報告編)
第5回
【period0-5】 自閉スペクトラム症とわかってから (ママの勉強編)
第6回
【period0-6】 自閉スペクトラム症とわかってから (療育編)

そろそろまとめていきたいと思います

Q太郎が自閉症とわかってから療育までの話は今回でおしまいです

療育は2年間で週2回ペースで通いました
そのあともLITALICOさんともうひとつ療育しています
こちらもあわせて週2ペースとなります(LITALICO週1、もう一つ週1)

つまり4~6歳まで計3年となります

・・・それでどのぐらい改善したかできることが増えたのか
と聞かれると・・・正直わかりません

それはなぜかというと

Q太郎自身の発育(年齢による成長)もあるので
純粋に療育にどのぐらい効果があったか正確に測る術がないからです

人生は戻ってやり返しのきかないものなので

療育をした場合と
療育をしなかった場合と比較できないってことですね

とはいえ、全くできなかったことが少し・・・本当に少しずつですができるようになりました

なので、療育はQ太郎にとって間違いなくプラスになってるし
今後も機会があったら積極的に取り組んでいきたいと思っています

結局のところ
発達障害に関しては特に
親が子供の為に何かをやってあげる、促してあげるというのは
非常に重要と考えています

また、療育をやるなら早いほうが良いというのは療育の先生にも言われてることです
私もまさにその通りだと思います

ママと話し合って候補に挙がった療育、教育をいくつか最後に紹介します

さて、Q太郎の成長記録をまとめてみました

Q太郎は自閉スペクトラム症と診断されていて
中程度の知的な遅れがあると指摘されています

見やすいよう年齢別で区切って見ました
期間はその年齢の1年分で記載しています

例えば”1歳”の表記があるなら1歳になった時から2歳になる前までとなります


◆1歳
発育状況:
1歳前につかまり立ちが出来ていて1歳2か月は完全に歩いていた
運動神経は問題なさそう
保育園もこの頃から行かせてました
出来ないこと:
0歳の時にクーイングもなく喃語も無いのがすこし気になりました
好きなこと:
おもちゃにはどんな種類も大変興味を持って遊んでいました
嫌いなこと:
偏食もなく特にないですね
その他:
視線が合わない・・・ような?


◆2歳
発育状況:
喃語を含めた発語自体がないので無口な子なのかと思ったけど
この頃から違和感を感じていました
初めて出たのは2歳半頃「きいろ」でした
そのあと「ママ」もでましたが
2語文などはありません
まだ2歳なので保育園での他の園児とのコミュニケーション自体はうまく取れないと思いますが
気になる事といえば
他の園児を意識していない・・・大げさに言うと認識してないようなそんな素振りでした
もちろん、視覚に異常はありませんが
他の園児も”景色の一部”のようなそんな感じに見て取れました
園の先生達は話しかけたり遊んでくれたりするので、Q太郎の”意識の中にあった”感じでした
出来ないこと:
言える単語の量も少なく、2語文もありません
好きなこと:
あらゆるボタンを押しまくる傾向が・・・(自動販売機とかエレベータとか)
この趣向は今も続いています。さすがに自販機はやらなくなりましたが
エレベータなんて現在進行形でやっています
嫌いなこと:
1歳と同じく特にありません
その他:
ご飯をたべさせると、何故か右側にぽろぽろ落ちる


◆3歳
発育状況:
「自閉スペクトラム」と診断されたのが3歳8カ月
療育が始まるのは4歳からだと思います
出来ないこと:
言える単語の量も少なく、やっぱり2語文もありません
好きなこと:
あらゆるボタンを押しまくる傾向が・・・(自動販売機とかエレベータとか)
この趣向は今現在までずっとつづきます・・・
記号やロゴが好きで、覚えるのが得意でした
最初のロゴはヒノニトンですかね(ロゴっつーか文字だけど)
嫌いなこと:
嫌いなことというか、落ち着いていられません
多動が多くて、制止されると癇癪起こすこともしばしば
その他:
おもちゃの取り合いでお友達と喧嘩することがありません
お友達が欲しがると別のおもちゃで遊びだします
それはコミュニケーションが取れないからなのか理由はわかりません


◆4歳
発育状況:
療育が始まりました
幼稚園でコミュニケーションが取れない分
こちらで補っていければと思います。
そこで気付いたことがありました
いままで定型発達の子としか付き合い無かったのでわからなかったのですが
Q太郎より出来ないことが多い子や常に補助が必要な子がいることを初めて知りました
出来ないこと:
2語文は増えてきました。また家族以外の他人に対しても発語が増えてきましたが
要領を得ないし、全く関係ないこと言ったりするので困惑されます(笑)
聞き取りに関してはほぼできません
何を言ってるのか理解できないのでしょう
また、トイレもできないのでおむつ継続です
好きなこと:
3歳と同じで「ロゴ」「ボタン」ですね
嫌いなこと:
嫌いというか苦手なんでしょう。ひとつのことに集中できません
おもちゃAで遊んでいる途中でおもちゃBに行ってしまう
また、3歳から引き続きですが多動が多いです
やはり思い通りいならないと癇癪をおこします
その他:
この頃から「明るい自閉症」としての地位を確立


◆5歳
発育状況:
身長が伸びてきました
幼稚園では高いほうです
幼稚園の催し物などは補助の先生と一緒じゃないとできませんが
本人は楽しそうなのが救いです
出来ないこと:
おしっこはトイレでするようにはなってきたけど
うんこはまだできなさそう
好きなこと:
スマホとかやるのが好きなので、それでひらがなカタカナ書けるようになりました
嫌いなこと:
テレビの音を嫌がり、テレビを消すのでテレビが見れません(泣)
特定の番組をひどく嫌がるので、もしかしたら特定の音が嫌いなのか
音をうまく認識できなくノイズのように聞こえるかもしれません
その他:
多動がやや減ってきたので遠出する時もずっと手を繋がなくなりました


◆6歳
発育状況:
LITALICOをはじめもう一つ療育してますが
それも卒業ですね
LITALICOはまじでよかった
空きがあれば今後もお願いしたいです
出来ないこと:
やはりコミュニケーション
言葉は増えてきてるけど、聞き取りがもうちょっとレベルアップしてほしい
好きなこと:
エレベーターのボタンですね
最近は〇〇ビルのエレベーターとかわけわからんオーダー言ってきます
岡山の××店のエレベーターとか行けないっつうねん
嫌いなこと:
自転車の練習を嫌がるようになってしまいました。原因は不明です
もうほとんど乗れるのにもったいない
その他:
第6臼歯が素人目でちょっとあやしかったので歯医者に行きました
虫歯ではなかったですが、もしかして歯が弱いかもしれないと言われました


◆7歳
発育状況:
小学生になりました。特別支援クラスです
やはりコミュニケーションはとれませんが
先生には恵まれたようですね
本当に丁寧に対応してくれてると思います
小学校生活ゆっくりやっていきましょう
言葉を出そうとしているのか宇宙語が多くなりました
出来ないこと:
やはり会話全般というかコミュニケーション能力ですね
おそらくは一生付き合っていくしかないと思います
気になったのがYES/NOで答える質問に答えられません
例えば「お昼ご飯何食べた?」と聞くと「食べた」と返すような感じです
好きなこと:
スライムにはまりだす
触覚が刺激を求めてるのか・・・?
パソコンもこのころから教えています
教えるることはそれなりに理解できているようです
文字打ち、画像保存はできるようになりました
嫌いなこと:
ベネッセの勉強がママの補助アリでもついていけなくなってきました
いい教材なのにもったいない
その他:
土日などパパが家にいる時にやりたいことをってきますが
「勉強したらいいよ」と強引に交換条件を提示すると勉強をすんなりやってくれます(笑)
どうも花粉症みたいです


◆8歳
発育状況:
小2になりました。変わらず特別支援クラスです
特別支援クラスの中でも障がい度は一番重いと思います
他人へのコミュニケーションはやっぱりうまく言えなくて
断片的になったり、そもそも何を言ってるのかわかりませんが
お友達の名前を覚えたりするようになりました(今回初めてです)
うんこもトイレでほぼできるようになりました
出来ないこと:
だんだん勉強に付いていけなくなってきました
ママが補佐しても難しい状態です
こちらの伝えることも難しくなってきて理解ができないようです
好きなこと:
ここら辺の好みはほとんどかわっていません
あとはテレビみてCMに影響されます
お鍋のぷちっととかやりたがります プチッと鍋 プチッと鍋スープ篇
キックボードにめちゃくちゃはまって2日目で自然に乗れるようになりました
目は良いようで走るの大好きゲームを高得点出せます
嫌いなこと:
時間通りに風呂入れないと怒ります
その他:
ご飯の時の「ちゃわんの持ち方」「くちゃくちゃ」「宇宙語」自分が意識しないことは何度注意しても止めません
それどころか目をひんむいて(怒ってる)ぶってきたり、腕を強く握ったりします

これでQ太郎の「自閉スペクトラム症とわかるまで(わかってから)」のお話は終わりになります
これらの記事の中の一つでも皆様の参考になればうれしい限りです

また、冒頭でお話しした発達障害向けで
実際にやった
またはやらせようと思ったものを紹介します

最終的には
Q太郎のモチベーションを一番に考えてできるものをやらせています

まずは資料請求だけしてみはどうでしょうか

リタリコジュニア

ハッキリ言って、民間企業が行っている療育の中では最強だと思います
その子に合わせて学習方法を合わせられるのはかなり良いと思います
マンツーマンや集団受講を選択できます

保護者が勉強の様子をWebカメラで見られるのも良いです
療育の計画やフィードバックもしっかりとした内容の説明を受けれるのはいいですね
対象年齢は4歳からとなります

地域療育センター

市や区単位であるので、原則お住まいの地域をカバーしている療育センターに通うことになります
プロの医療関係者の指導の下療育を行っているので専門性は高いです

医療書と保険証でほぼ無料になることが多いのも特徴の一つです
これらの理由の為人気が高く受療の競争率は高いです
対象年齢は療育センターによって変わります

サイトアドレスはその地域の療育センターで調べてください

天神

発達障害のお子さんに合う教材です
集中して取り組める仕組みが教材に散りばめられています

買取教材でオンライン教材でないのでパソコンさえあればどこでもできるし
教材を使いまわせるので、子供が多い家庭では割安になりえます
使用期限などが無いのも魅力でマイペースなQ太郎向きだと思いました。

発達障害、グレーゾーンの子の勉強方法に「天神」

すらら

気分にムラがあったり、集中できないというのは
ワーキングメモリーが弱いからと考えています
Q太郎もエンジンがかかるのが遅いので
「ワーキングメモリーを支える多感覚学習」というワードに惹かれました
対象は小学校1年生からとなります

発達障害のお子様のさかのぼり学習に最適【すらら】

療育や発達障害のお子さんを取り巻く勉強方法として
いろいろ試してみることが良いと思っています

合わなかったり、改善しなければ
やめてしまえばいいだけだし
さほど問題はありません

子供の成長は早く、あっという間に大きくなってしまいます

失敗しないためにも「とりあえずやってみる」をお勧めします

親御さんの行動で
子供の将来が変わってきますね

皆さんが幸せになればいいと願っています

機会があったらもっと詳細にフォーカスあてていきたいと思います

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【あわせて読みたい】

このブログはこんな感じ
はじめに

子供達はこんな感じ
似顔絵書いてみた

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