親として子供の「得意なこと」や「才能」を見つけてあげたいものです
これはお子さんを持つ親の共通認識だと思います(例外もありますが・・・)
親がサポートして見つけるパターンや
子供が自力で見つけるパターンとかあると思いますが
圧倒的に子供に自力で見つけてもらった方がよいです
その理由を説明していきます
また、才能を見つけるコツも書いていこうと思います
結論を言ってしまえば
「信じる心、大きな心、深い心」を持つことですね
「なに言ってんだ」って感じですが(笑)
順を追って説明していきたいと思います
ちなみにこの記事は発達障がいの方だけでなく定型発達の方に対してもヒントになりえると思います
才能ってなんぞや?
才能とは
「そのこと(分野だったり、物事だったり)を効率よくだったり、簡単にだったり、また必要以上に成果があげられる力」
と感じています
簡単にいってしまうと、他人と同じことをやったとき、差をつけれる能力となります
ですので、人生という名のレースは如何に才能をみつけるかにかかっています
早い段階から才能を見つけておけば、将来の「こうなりたい」という人生設計がしやすくなります
逆を言ってしまうと、自分が興味持たない(持てない)ことに才能が有ったりすると苦痛になります
それこそ天を恨みます
才能と出会いたい
では、どうやったら
才能をみつけることができるでしょうか
それは簡単です
子供に好きなことをやらせればいいんです
「そんなんで、うまくいくの~」とお思いでしょう
大丈夫です(多分)
しかも、才能をみつけるんじゃなくて、まずは才能の材料を見つけましょう
それもいっぱい
そもそも、そんな才能に目の当たりにすることなんてあんまないです
ビンゴ大会で入賞するぐらいの確立です
(そこそこ可能性あるな・・・)
才能の材料というのはどういうことかというと
例えば
本を読むのが好きだったり
よくしゃべるだったり
レゴやブロックの組み立てが早いだったり
遊具で遊ぶのがすきだったり
さっさと片付けたりとか
さて、「何を言ってるのかわからい」状態だと思うので
順序だてて細かく説明していきますね
才能の見つけ方
さて才能の見つけ方ですが、好きなことをやらせると書きました
これには割とちゃんとした根拠があります
「なんでそれを好きになったの?」
「全くできていなくても好き」
自分やお子さんに割り当てて考えてください
思い当たるところがあるはずですよ
「なんでそれを好きになったの?」
好きになるのは理由があります
簡単にできるから?ただ単純に「やりたい」を刺激するから?
わかりますか?
え?わかんない?
いや、実はそれでもいいんですよ!!
上で書いてあること否定するかのようで一見矛盾だと思いますが
理由がない「好き」だってあると思います
というか、実は自他ともに「好きな理由をしらない(わからない)」だけだと私は思います
そもそも、ワタクシ
「この世に意味のないものはない」理論を信じているんです
こと人の行動理念は特にそうだと感じます
なぜなら、人は感情があって欲望があるから
そうなるということは大体理由があるものなんです
ーただ、気付かないだけなんですよ
なんか強引な理論ですが
真実が存在してて、理論があてはまるから導き出せた ってことが大半かもしれませんが
結果的に真実が全く見えなくても、自己流の理論を実施すること自体は悪くないんです(ただ、リスクあるような場合はリスク管理はちゃんとしましょう)
つまり、「なんでそれを好きになったの?」かは才能や才能の片鱗がそこにあるからだと信じることが大事です
次に「全くできてなくてもそれをやる」
普通出来ないってことはストレスなんですよ
やめたくなる・・・
それでも、やめないのは
「好きだからとか自分の欲求を満たせるからなんですね」
これこそ才能のもとなんですよ
才能って、「〇〇が人よりできること」 ってのもありますが
それをやめられないのも才能の片鱗です
ってか、はまりだしたらチャンスなのです
もちろん、反骨心とか負けず嫌いな性格に左右される部分もありますが ←まぁ、これも才能ですね
やはり、致命的に効率が悪いのは
そのことに集中しないということなんです
集中しない=好きではない とも取れます
ただ、10時間やらせて集中力がなくなったから=好きではない ではないですよ
はじめの10~20分ほどでわかるかと思います
才能を見逃さない方法
上記の才能の見つけ方を読んでいただいたら
見逃すことはないと思いますけど
改めて、見逃さない方法も説明します
それは「観察」です
子供が好きでやっていること以外も観察するのです
「好き未満だけど興味をある」を探すのです
それを育てていけば、→好きな事 →才能をみつけられる につながります
具体的にはどう観察するかですが
一日のルーティンを見ればいいんじゃないでしょうか
そんなずーとみろっていってるわけじゃないです
疲れちゃうんでなんとなくの観察です
何をやって
どのぐらいやってて
どんな感じだったか
それを感じてくれれば、今後につながっていきます
でも、無理しなくていいんです!難しかったら見逃していいんです!!
そんなすぐに結論はでないんです
お子さんもそんな片鱗を毎日バッキバキにだすわけでもないので
長い期間観察すればですが、ゆっくり、すこしづづ、で問題ありません
継続すればこそなんです
継続すれば自分なりの考察も出てくるので
それも含め判断材料にすることができます
お子さんがお子さんでいる期間はベースになる教育をすることが重要ですが
それだけじゃないんですね
親がゆったりとした視点で観察していくのも大事なんです
どう才能と結び付けるの?
例えば、「ゲームやった」、「本を読んだ」、「おもちゃで遊んだ」とか
これだけでも発見できることがちりばめられていますね(喜)
先ほど出した例を考えてみましょう
本を読むのが好きだったり
よくしゃべるだったり
レゴやブロックの組み立てが早いだったり
遊具で遊ぶのがすきだったり
さっさと片付けたりとか
「本を読むのが好き」であれば
継続していけば、文章能力や読解力が身に付きます
これはかなり重要な能力で、人生で役に立つことこの上ないでしょう
逆も考えてみましょう
本を読むのが好きというのはひょっとしたら、みんなでワイワイするのが嫌いだったり
しゃべりが得意じゃないかもしれません
言い忘れてましたが、得意や才能や才能の片鱗があるということは
その一方、苦手分野もあるかもしれないということです
「よくしゃべるだったり」
考えられる得意分野
コミュニケーション能力が得意で社会性が高いかもしれない
また、口がたつようになる
考えられる苦手分野
可能性は低いかもしれませんが
よくしゃべる一方で相手のことを考えるというのが少し薄いかもしれません
あと、おとなしくすることが苦手だったり
「レゴやブロックの組み立て得意だったり」
考えられる得意分野
空間認知能力がたかく、完成図を意識できるので物体的な想像力が豊か
考えられる苦手分野
一人遊びが得意だから
逆に言うとコミュニケーションが苦手かもしれない
「遊具で遊ぶのがすきだったり」
考えられる得意分野
体を動かすの好き。つまり運動能力は低くないとの方向に考えられる
体力もあるのかもしれない
考えられる苦手分野
集中するような作業が苦手の可能性がある
「さっさと片付けたりとか」
考えられる得意分野
これも空間認知能力
片付けって子供は苦手なイメージですけど几帳面な傾向があるかもしれない
収納の趣向があるかも
考えられる苦手分野
神経質気質かもしれない
なんだか、分析の仕方が、強引ですが
これでいいんです
この時点で結論をだすわけではないので
「こういう傾向があるかな~?」にとどめておけば
今後生きていくうえで必ずヒントになります
ここで、重要なのは
こういう「傾向がある」というのと「もしや才能の片鱗かもしれない」と思うことなのです
それをマインドマップじゃないですけど
行動理念や技能に結びつけるように考えればいいと思います
〇〇が好きで△△ができるので
こういうことやらせればもっと伸びるかも
気付きがあれば
反対に××が苦手そうだから、改善のためにそれをすすめてみよう
なども応用的に考えることができるわけです
まとめ
子供の特技とかやりたいことを親がみつけるっていうのは案外親のひとりよがりになりやすいかもしれません
それはすでに親の中で常識(固定概念)ができあがっているからです
そしてそれにとらわれやすい
子供ってのはたとえ回り道であったとしても自分で補完しようとすると僕は信じています
それを阻害するのは才能を遮断(マイナス)する可能性があると考えます
でも、親の管理は絶対に必要で「明らかに間違いを起こす」ときだけ制止するのは当たり前です
ちなみにQ太郎とアンちゃんに置き換えて考えてみましょうか
ちょうどいいサンプル(笑)がいて助かります
Q太郎:自閉スペクトラム症
コミュニケーションがほぼ0でこちらの指示は少しは通るようになりましたが
あちらの発言はほとんどない上意味がわかりません
発語、言葉による理解は練習しつつ、発育での改善を期待しています
好きなことはスマホでなんかよくわからんものを検索したり
ゲームやることです。よくわからんアプリをDLしまくって
ママに怒られています
パソコンも好きでやってますけど、画像編集したいらしく
何回教えても覚えてくれません
あと、テレビも好きでわけわからん番組を録画しまくっています
リモコンの操作が鬼早いです
→この場合だと、発育による知能向上を期待するしかないです
といっても、手放しすぎるのもなんですので、勉強を少しづつ教えます
勉強教えて気づいたんですが、やはり自閉症というべきか
規則性のものはすぐ覚えます
これをうちでは「記号覚え」と言っています(意味や成り行きを理解しないで〇は×みたいな覚え方のことです)
記号覚えできるものの物覚えはいいです
また、リモコンやスマホの操作は恐ろしく早いので
もしかしたら、例えば複雑なものの操作が上手いのかもしれません
例えば、クレーンとかショベルカーのような重機とか
完全視覚優位で目の刺激を求めるのが濃厚なので
やはり、パソコンなどで学習させるのが一番です(まぁ、言葉あんまり通じないこともあり)
あと、マリオもパパほどじゃないけどうまいです
あと、運動神経も良い部類化もしれない
キックボードや自転車一応のれます
なので、現時点では直観での操作が得意と判断しております
アンちゃん:おそろしくおてんば娘
幼稚園と家での二つの顔を持つ(そんな園児やだー)
どうも、幼稚園と家での態度が違うらしい・・・
その証拠に三者面談やったとき、ママの顔色をうかがっていた
つまり、うちべんけ・・・ではなく社交性(?)が高いと考えられる
コミュニケーションもたまに何言ってるかわからないけど、悪い部類ではないと思う
運動神経は悪い
まぁ、でも子供の運動神経は後で開花するかもしれないので、適度に運動やらせつつ
発育待ち
本も読み勉強も頑張る
なによりすごいと思ったのが親が率先的にほめてやらせようとする前に
自発的に動く
これはかなりよい傾向
ってか、これはなんにでも応用利くから
あと片付けしないで散らかすばかりなので
おそらく空間認知能力は高くないかも
なので、短所は運動神経(空間認知能力含む)だと
もし、いろいろなことに興味をもつ才能があるなら
早いうちから金融関連の勉強をさせようと思う(株とか)
・・・ってな感じでざっくり洗い出すのです
ポイントはなにが好きで得意か
今は何が興味あるのか
今後はこういうことをやらせて(教えて)どのように楽しんでもらうか考えてみましょう
・・・ということなのです
最後に
どうでしょうか
完全に私個人の見解ですが(笑)
だけど、こう思ったのは理由があって
私自身親に縛られた生き方で、やりたくもない簿記をやらそうとしたが
結局途中で挫折してしまった
そういう出戻りを考えると
子供のやりたいこと→才能の材料を見つける→才能に結びつける(つけばいいなぁ!)を目的として動いた方がいいですね
そもそも人間は感情の生き物なんで
やりたくないことをやらそうとするのはハードルが高すぎる
それを発達障がいに置き換えたらなおさらと大変かと思います
発達障がいは何かを平均的にやらせるというよりかは得意不得意がはっきりしている傾向がありますので
この方法がベストと考えます
親はそれを見ながら分析しまくって子供に「これはどう?あれはどう?」と提案するんです
大事な事なので最後にもう一回言います
子供・・・好きな事やらせる
親・・・観察 分析 提案です
大事な幼少期(この場合~20歳ぐらいまでを想定)なので、うまく実るといいですね
皆さんもこういう観点で子育て楽しんでくださいね
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