発達障がいの人にプログラミングをすすめるわけ

前回は広い範囲として「ITと発達障害の相性の良さ」を説明しましたが
今回は発達障がいの人にプログラミングをすすめるわけを書いていきます

前回:ITと発達障害の相性の良いところ

カテゴリ的には IT > パソコン > プログラミング と狭まってくるので
前回よりかはピンポイントのお話しになります

順を追って説明していきますので、最後までお付き合いいただければと思います

この記事を読んでいただいて、何かしらのヒントやひらめきにつながってくれればうれしい限りです

目次

「シリコンバレー症候群」とは

シリコンバレーと言えば、アメリカ・カリフォルニア州の南サンノゼから北サンマテオに広がる地域のことです
ここはIT企業のスタートアップの聖地と言われています

つまり、IT系の起業家の多くがここから事業を起こしています

起業したてだけじゃなくて、有名な会社も数多く存在しています

Google、Yahoo!、Apple、オラクル・・・など

どちらかというとこういった企業が出来た実績があるので
起業家が集まってきて、ここで起業する流れが出来上がってくるようなイメージがあります

そんな場所「シリコンバレー」ですが
ここの地名にちなんだ「シリコンバレー症候群」という言葉があります

ここで働くプログラマーの一割程度は、グレーゾーン・・・つまり発達障がいや発達障がいの傾向が強い方がいると言われています
その中でASD(自閉症スペクトラム)を「シリコンバレー症候群」と呼ぶ傾向があるそうです

スポットライト当てた感じというか、とってつけた感がありますが
それだけそういった人達のインパクトが強いとともにシリコンバレー症候群が企業の礎(いしづえ)となっているわけです

普通に考えて、すごい優秀なんでしょうね
定型発達の人が考えないようなことを考えるので、新しいものが生まれるとどんどん作られているんだろうと思います

このようなお話が存在するだけで、「発達障がいにはプログラマーの適性があるのでは?」と思う根拠としては十分だと思います。

発達障がいの大きな特徴としてコミュニケーションの問題があったりします
また、凸凹個性と言いますが、定型発達に比べるとバランスは良くない傾向があります

でも、逆をいうとその凸凹個性は専門分野に特化するスキルがあるとも考えられるわけです
これはプログラマー以外にも言えることです

なので、発達障がいにもいろいろ症状・状態が変わってくるので、全員が全員ともプログラマーの適正があるかはどうかわかりません

そんな単純で簡単に長所を結び付けることはできないと思っています

発達障がいに適性があるのは?

まず、逆に適性がなさそうなものを列挙しましょうか

私の中では断トツで営業職となります

これはコミュニケーションに弱い発達障がいには向いておりません

営業は嗅覚が鋭くなくてはいけませんし、相手との会話の行間を読めなければいけません
必要あれば、嘘のような表現もしなければいけないです
(営業職の皆さんゴメン)

営業にもいろいろ種類があるので、全部網羅して意見を言ってるわけではありませんが
これらの特徴に発達障がいの特徴と照らし合わせた場合はかなり相性が悪いと思います

「しゃべらない」おとなしい人も不向きでしょうし
「よくしゃべれる」から営業職に向くとは限らないのです

コミュニケーションは必ず相手がいるから、それに合わせた対応を優先的に求められてしまう場面が多いからです
発達障がいの方はそれが苦手な方が多いと思います

他にはマルチタスク的な作業も苦手でしょう
マルチタスクというのはいろいろな業務を並列処理していくイメージをしてくれればと思います

似た仕事の処理なら問題ないと思いますが
「資料を作成したり」「提案したり」「他部署からの別案件対応」「他人に仕事を振ったり」「事務処理をしたり」みたいな
多様なパターンの時です

いそがしめな管理職プロジェクトマネージャなど比較的地位が高く、マネージメントする仕事が該当します

他にもいろいろ出てきそうですが、この記事を見ている皆さんいかがでしょうか?

この記事を読んでくださる方は大半は以下に分類されると思います

「ご自身か家族、または知人が発達障がい、またはその傾向がある」

これらはあくまでも私の考え方なのであてはまらない場合が多々あるでしょう
むしろ苦手だって言われたものが得意ですらあるかもしれません

ただ、ほぼほぼ間違いないのは発達障がいはオールマイティになんでもできるというよりかは
得手不得手がはっきりしていることです

運命的な出会いという言葉は異性や友人などの人間にだけに起こることではありません
自分の才能天職だって、カチッとハマるものがあればそれは運命の出会いとなります

自分が何が得意不得意かというのを考える機会を作っていくことが
今後の人生で選択肢を間違えない最善策となります

話をもとにもどしますが、「適性」って何でしょうね?

”そのこと”を努力もせず、簡単にうまくいくことですか?
”そのこと”に才能があると思ったり言われたりすることですか?

・・・多分そうでしょうね
それが適正だと思います。

でも、適正というのは初めの一歩できっかけなんです

得意は「適性」で苦手もある意味「適性」なんです

苦手の場合はそれができにくい・できないという「適正」
もしくは別の強い適正になりうる要素のせいで苦手になってしまったか

適性という観点で考えたときに適性あるなしの基準は
適性がある・・・「得意」「好き」
適性がない・・・「苦手」「嫌い」
とも考えられます

だから、好きなことだけど、「適正が無い」嫌いなことだけど、「適正がある」と言うことはレアケースです

そもそも好きだから何回もやるから「できるようになる」
嫌いからあんまりやらないで「いつまでたってもできない」という図式になりやすいです

よく「好きなことをやって才能を伸ばす」ということを言う人がいますが
これは的を得てて、かなり効率的なことなんですね

つまり、ここで言えることは
適性はなんなのか?を気にするより「好きなことをやらす」なんです

それでしたら、やはりプログラマーに適性があるような気がします

発達障がいのプログラマーの適性

プログラミングは発達障がいの方に適性があって、それでいて相性がいいんです
そもそも嫌いや苦手意識持った人なら別の「好きなこと」を探した方がよいかもしれません

理由は以下となります

コミュニケーションを減らせる

全く必要なくはないですが
苦手気味なコミュニケーションを常にしなければいけないなんてことはありません
苦手できないはここでは別かもしれませんが、性質上スキップしやすい状況も多々あるので精神的な負担は軽くなります

深く追求できる

断言しますが、プログラミングの知識は浅くはないです
深く追求しても底が見えません
つまり、勉強してもキリがないようにも感じます

「集中しすぎてしまう」とか「こだわりが強い」などはここで活きてきます

プログラミングはルールの集合体

ASD(自閉スペクトラム症)の人なら特に規則性は大好きだと思います
逆に曖昧なものが嫌いだから、これは相性が良いということでしょう
さらにこの規則性に愛着を持てば、しめたもんです

好きなだけ集中できたりします

どうやってプログラミングの勉強をすればいいの?

学校でも、プログラミング授業が必須となっております

今後もプログラミングに関連性のある授業は増えると予想しています

今回、僕がおすすめするのはLITALICOのプログラミング・ロボット教室です



LITALICOにはQ太郎が実際にお世話になったんですが
世の中に数多くある療育関係の教室の中で断トツに良かったです

もちろん、すべての療育関係の教室に通ったわけじゃないし
個人の考えとかQ太郎の相性もあるので、最高に1番というのは他に存在するかもしれません

ただ、LITALICOはQ太郎のペースに寄り添って、それを確実に積み上げてきたという事実がありますし
Q太郎の発達(発育)も幾分改善されのも事実です

LITALICOは療育中に教室の中の様子を見える仕組みになっています(場所によって違うかもしれません)

Webカメラかマジックミラーで外から確認することができました
確認できることも大事なんですが、重要なのは「どのように」「どんなふうに」教えてたかがわかることなんです
それをずっと見れたからこそ、そう思うんです

なので、それが私がLITALICOを推す理由となります

違う視点からもおすすめの理由をあげてみます
LITALICOって上場しています

上場って言うのは審査があってそれをクリアしなければいけません
つまり、上場している会社は世の中から認められているのは事実です

しかもLITALICOは東証一部です 「一部」とは格付けみたいなもので、より厳しい審査をクリアした会社になります

でもまぁ、
これは会社としての評判なので実際の療育内容もそのグレードかというと結びつきは絶対ではありません
良いものというのは間違いないでしょう

ちなみに、近くのLITALICOジュニアにQ太郎を再度行かしたいのですが何十人待ちということらしいです
LITALICOの安心感は強いな~と思っちゃいます

そんなLiTALICOがやるプログラミング・ロボット教室なんでですが
なんと無料体験できるようです

まずは行ってみてはいかがでしょうか

ち・な・み・に
教室に行くって手もありますけど、今はオンライン無料授業もあるんですよ!
おうちで無料体験できるのはよくないですか?

子どもの創造力を解き放つプログラミング・ロボット教室【LITALICOワンダー】

①↑このリンクをクリックしたら、LITALICOのサイトに移動するので
右上の「体験授業を申し込む」をクリック

LITALICO-wonder1.jpg

②以下のどちらかのコースを選択します
左の赤枠が「【オンライン】 体験授業を申込む」
右の青枠が「【教室】 体験授業を申込む」

LITALICO-wonder2.

③その後、サイトの流れにそって、進んでいけば迷うことはありません

オンライン授業の注意事項(LITALICOサイトからの引用です)
① カメラ・マイク付きのPC1台
Windows8.1〜またはMac OSX 10.5〜推奨。カメラとマイクは外付けでも可。その他のOSについては事前にお問い合わせください。

②必要⼗分なネットワーク環境
※事前に機材サポートをご希望⽅はお電話でサポートいたします。お気軽にお問合せください。
(0120-990-080)

子供が興味を持ってくれれば
完全に習い事にして深くやるのもいいことだと思います

最後に

同じことを言うことになりますが
大なり小なりプログラマーへの適性はあると思います

でも、そんな適性があるからプログラマーになれって簡単すぎません?

問題はどのぐらい好きになれて、どのぐらいうち込めれるかなんです

子供の才能を探すのであれば、まずはプログラミングをやらせてみるのは大きな一手だと思います
もちろん選択肢の一つとしてね

それでうち込めればしめたもんです

うち込めれなければ次の「好きな事」を探せばいいだけです

「適性」「相性の良さ」に注目するんじゃないんです

「集中して打ち込める」「好きなこと」をやらせるべきなんです

あと、今更ですが
なんでここまで「プログラマー」推しかというと

将来の仕事に困らないからです
プログラマーの需要はしばらくは増えていくだろうし、出社しなくても
家でできたりします

会社経由じゃなくて、個人で開発してアプリケーションを売ったりすることもできます

技術の敷居は正直高いと思いますが
好きになってくれて「適正」や「相性」が結びつけはラッキーです

好きなことで(苦手でないことで)お金を稼ぐ能力を身に着けて人生をより良いものしてもらいたいです

大人向きではありますけど、初心者の方がプログラマーになる方法もあります(別サイトへのリンクです)
【初心者用】ずぶの素人がプログラマーになる方法

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