ITと発達障害の相性の良いところ

自閉症というか、大半の発達障がい(発達障害)の人とITって相性良い気がします

うちはQ太郎が自閉症(正確には自閉スペクトラム症)なので、「自閉症メインな見方で発達障がい」って発言しますが
Q太郎の様子を身近で数年見ててもこの仮説は結構真実かと思います
また、発達障がい関連でのお友達や仲間から聞いた話もまとめてもそう思います

まず、お話しする前に言葉の定義をしっかり宣言しておきます

IT(IT技術)・・・ここでは「PCやスマートフォンで出来ることやインターネット技術を使って何かすること」とします

発達障がい・・・ここでは「発達障害全般」を指します・・・が!具体的な症状名ではなく
「〇〇ができない」、「△△が下手くそ」、「生きづらい」などを指します
つまり、実際には発達障害と言えなくてもグレーの方も対象となります

なんで、こういう宣言するかというと

比較的幅広い意味の言葉で幅広い対象でお話ししてしまうと、意味がぼんやりしたり、何を伝えたいのかよくわからなくなると考えたからです

「じゃあ、初めから適切にその言葉を選べばいいじゃん」って言われそうですけど
それはそれでこじんまりして説明くさくなっちゃうのを嫌がったからです
あと、そもそも僕専門家ではありませんので、がちがちな言葉でまとめたくないのです

・・・まぁ、要は僕の言い回しがうまくないのかもしれません(笑)

でも、そんなおかげで上記で指定した「IT」と「発達障がい」が相性がよいと一言で言い切ってしまうことができるわけです(僕ん中で)

どういうケースで相性がいいの?

では、まずはケース別で説明したいと思います

「IT」と「発達障がい」が相性がよい とはどういう場面か

まずは「発達障がい」の性質を洗いだしましょう

コミュニケーションが苦手
集中しすぎちゃう・集中力の無さ
整理整頓ができない
時間管理ができない
ケアレスミスが多い
読み書きが苦手、または認識しづらい
こだわりが強い

大なり小なりこのようなことが挙げられると思います

ざっくりまとめちゃうと、「悪目立ちする人」「対人関係で後れを取りやすい」方が多いと感じています

でも
これって、全部IT技術である程度解決できると思いませんか?

ちゃんと細かく説明していきますね

コミュニケーションの苦手

対面や電話ではなく、メールだったりチャットだったりとか相手に伝える方法があると思います。

口下手を回避できますし、何よりメールやチャットはすぐに返信しなくてもよいということが一番大きいかなと思います

考える時間がある分、相手に口頭ではできないような精度の高い”言葉”を伝えることができますし
相手の言葉を理解しづらいのであれば、文章として理解することも手段もありです

人の情報収集の能力として、耳より目の方が高いと言われているので、あてはまると思います

例えば、Twitter
あれだってコミュニケーションツールとして立派に使えます
うまく使えば友達増やせますし、見聞だって増やすことができます

あと、インターネット全般に言えることですが匿名性が高いので
変に気を使わないでいいのも大きなメリットだと思います

できないことを補うだけでなく、使用者にとっても純粋にプラスになります

なので、対面だとできないことも
こういったツール使えばできたりすることもあるわけです

集中しすぎちゃう・集中力の無さ

集中力のなさに関してはすぐにはどうしようもできないと思います
それは個人が持っている能力の限界だからです

でも、これって
周りの環境によっても結構変わってくるものなんです

例えば、周りがギャーギャー騒いでて、うるさい中だと勉強に集中できませんが
集中できる方もいたりします
つまり、これが個人の能力の差になるわけです

できる人もいれば、できない人もいる
鍛錬すればもちろん行けそうですが、先ほど言ったようにすぐにはどうしようもできません

でも、反対に集中しやすいような環境は作り出すことの方が簡単だとは思いませんか?
集中しやすくなるような工夫はできるわけです

例えば、以下の教材について
勉強嫌いな子供でも取り組みやすい構成となっています

こういうのって長年の実績があるから勉強に導きやすいんですよね



天神なんて特にそうですが
教科書などの紙媒体だけでなく、パソコンやタブレットを使うことによって
集中させやすい環境を作りだすというわけです

でも、集中しやすいということは
逆に言うと過集中になってしまうとケースもあります

この解決策は簡単で
Nintendo Switchなどにもある機能ですが
利用する時間を機器側で制限してもらえばいいわけです(CMでやってましたよね)

パソコンやタブレットにオペレーションシステムというソフトウェアが必ず搭載されています
このソフトウェアで時間管理することは可能ですのでこの問題は解決しやすいと思います

整理整頓ができない

整理整頓はパソコンやタブレットでは改善させることは難しいですね
デスクトップ上に保管したファイル類を整理??(笑)

まぁ、整理苦手な人は大抵パソコンのデスクトップも汚いです(泣)

ただ、パソコン上のファイル関係の方が整理しやすいのは間違いなさそうです

片付けに必要な能力って、大きく2つあると思います

かたづけなきゃいけない気持ち
空間認知能力

片付けなきゃいけない気持ちは自他ともに鑑みてです
「人に見られなきゃ散らかっててもいいや~」って思う人や「部屋汚くて気持ちがおちつかないから片付ける」って人もいると思います
空間認知能力というのは簡単に言ってしまうとモノの大きさを把握する力です、単純に収納能力と直結します
この能力が低いと、あと車の車庫入れが下手っていうのもこの能力が足りないからです

空間認知能力だけ鍛えるなら、パソコンやスマホのアプリにあります

例えば 脳トレ - 空間視覚ゲーム

時間管理ができない

タスク管理はスケジューリングして、アラームなどで通知してしまえば
忘れることはありません

最初のスケジューリングして、パソコンやタブレットに入力するのはめんどくさいですけど
todoリストとして改めて洗い出せるし、リマインド的に良いと思います

こだわりがつよい

悪く言えば、「融通が利かない」「人に合わせられない」などが言えますが
こちらは型にはまれば相当な力を発揮します

発達障がいは、特定のジャンルで強い才能を持っています

「そここだわるの?」っていうのが武器だったり、強さだったりします

それを探すのが大変なんですけど
そこはやっぱり親御さんのサポートも必要なんですよね

その点、IT技術は広範囲でいろいろできるんで、才能を見つけられる可能性が高いと思います

また、奥が深いので並々ならぬこだわりをぶつけられるのもIT技術だと思います

つまり、それだけ深いってことですね

根拠

さて、前項では
発達障がいのケースごとに記載しましたが

IT技術っていうツールはいろいろなことができるので
隠れた才能を見つける可能性が高いです

また、苦手分野をフォローできるのIT技術です

というのをお伝えしました

これらはもちろん「相性がいい」ということが言えますが

他にも「相性がいいんだろうな」と思う理由はあります

IT関連に発達障がいの方が多いと言われている
コンピューターなので曖昧ではないので、行間を読まなくていい

これらの理由は、共通していて
大きく言えば2点挙げられます

→感情がかかわってくる対人相手より規則性のあるものを覚えるのが得意なのでコンピュータ関係が得意

→上でも書きましたが特定の分野(それこそ規則性のあるもの)にのめり込む(過集中)傾向がある

※発達障がい全般でくくっちゃってますけど
個人の適性や症状や度合いなどもありますので皆が皆そういうわけではないと思っています

才能を見つけなきゃいけない

発達障がい限らずの話にはなりますが
「子供の特性を見つけて、それを才能に結びつけて、伸ばしていく」っていうのは親の仕事のような気がします

だって、そうでしょう

親に比べれば子供は人生経験ないんですから
子供が自力で最適ルートを進むのは親の指導無しでは確率が減ると思います

なので、親の視点から子供の可能性を広げるためにいろいろ教えたほうが才能に巡り合えます

とはいっても、子供が子供視点で自分の才能を見つけるケースもありますので、子供の行動を頭ごなしに否定するのはいけないことですが
これはまた別の機会にお話ししましょう

あと親視点が独りよがりにならないようにするのも注意が必要です

それで才能発掘ツールのひとつとして
パソコンなんです(PCに近しい機能があればタブレットも含まれる)

この理由としてざっくり言ってしまうと便利ツールだからなんです

具体的にもう少し深く言います

スマートフォンも使用頻度としてはパソコンより多く
最近はパソコンよりスマートフォンの方が使われているような情報をよく目にします
一人スマホ1台持ちのペースになりつつありますが、パソコンはその割合にはまだ遠いでしょう

つまり、スマートフォンの方が間違いなく使われています

では、なぜパソコンかというと

単純にパソコンでできることの方が多いからです
まず、画面サイズです
正直画面サイズだけの要素なら、対して重要ではないんですが

画面サイズと文字の大きさです

表示される文字数がスマホと段違いになります

スマホだってスクロールすれば全て見れますが
こちらがインプットする情報量に差が出てしまうわけです

また、その差が純粋にこちらができることの量に直結してきます

スマホと比べると以下の点が有利となります

・画像作成・編集が細かく早くできる
・資料作成が細かく早くできる

複雑な処理はスマホよりパソコンで行うというのがスタンダードながれだと思います

もちろん、定型発達の方にもパソコンは便利ツールになります
あと使用者の割合が高くて、将来仕事などにもつかえます

さて、こんな便利ツールのパソコンで何をやらせればいいの?って話になると思いますが
ざっくりこんな感じです

ゲーム
勉強
動画や音楽鑑賞
絵を描く
SNS

ただ、楽しむことだけじゃなく
お助けの便利ツールとして利用できちゃうことやら
凸凹型の発達障がいには特に刺さったりします

出来ないことを明確にサポートでき、興味あることややりたいことを解決させてしまう

普段何気に使ってますけど、そういうことが出来ちゃうって言うのはすごいと思います

親御さんに伝えたい

このブログは基本Q太郎のことつづっていますけど(あとアンちゃんも)
この子はコミュニケーション取れないのもあり、一日中動画見たりとか
一人遊びが増えてしまうんですね

一人遊び自体やっていけないとは言いませんが、一人遊び”だけ”っていうのが
あまり良くない傾向です

好きなことや嫌いなことや興味あることを自分の口から言えません

親として日々見てると
「こんなことが興味あるんだな~?」とか「これをやるってことは好きなのかな?」とか推測するしかありません

しかも、それが才能に結びつけられるレベルではないので

僕としてはパソコンを操作させるようにしています

彼のひとり遊びの時間を邪魔しないように、その一部をパソコンに置き換えさせています

一番上は僕のTwitterです
さまざまな意見がありますのでご参考に

Q太郎にもPC触らせてますけど
順調に覚えていってます 良き!!

コミュニケーション取れない分、目で覚えることが得意なんでしょうか

最近はロゴをちりばめたわけのわからない画像を作らされていましたが
自分で作ってもらうために画像編集のやり方を教えています

次回は以下のどちらかを書きます
「発達障がいとプログラミングをすすめるわけ」
「【見逃さない】子供の才能の見つけ方」

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