療育通っているから満足していませんか?

若干煽るようなタイトルで大変恐縮です(笑)

今回のお話はママの友達・・・つまりママ友ですね から実際に聞いたことに対して、パパの見解を述べます

幼稚園児のお子さんがいて、その子発達障がいなのですが、療育関連に週5~6通わせているそうです
そこは結構有名なところで、民間の””療育として3本の指に入るぐらい(※)のとこだと感じています

その他にも習い事もやっていまして、子供に無理やりやらせているわけではないし
子供自体も嫌がってるわけではありません

でも、パパ的にはちょっと盛り込みすぎだと思いました

子育て・・・こと教育関連に関して「虐待、もしくは虐待の要素」をはらんでいたり、「嘘(不正解)を教えて育てる」が無ければ、不正解というものは無いと思います
でも、同時に「絶対これをしなければいけない」という正解も割と少ないと思います
(もちろん、常識とか倫理観を伝えることは大事です)

なので、このママが間違っているっていう話ではありません

あくまでも、この事実をもとにお話ししていきたいなぁ~と思った次第です!

結論を言うと
療育の時間を減らして
家族や友達とのコミュニケーションとる時間を増やす
自分の時間を増やす
べきかなぁ~と

それでは、説明していきます

※あくまでも、パパ調べ
Q太郎を療育に行かせるため、調べた中で”間違いなく3本の指にはいるぐらい”の良療育事業所ということ

目次

療育に通う理由

療育には発達障がいの子が通うわけですけど、目的としては「発達障がいの改善」がメインとなります
改善と言っても、完治することではありません

そもそも発達障がいは病気ではないので、完治という言い方をしません
個性のひとつでもあるので、生きるのに支障があることを小さくするのが目的となります

例をあげると

発語が苦手なので、それを出やすい状態・状況を作り、促す
集中力が続かない子には、集中しやすい環境づくりや補助

なので、概要をざっくりまとめると『障がいのある子どもの発達を支援するサポート』になります
療育は早ければ早いほど成長した時に効果が出やすいです
(子供が発達(成長)しきったら療育という言葉はあまり使わないような気がしますけど、そういうことなんかな・・・?)

発達障がいの改善

発達障がいもいろいろな症状や種類(タイプ)がありますが、療育を行っていきその症状を小さくしていきます

子供は成長(発育)していくので、成長とともに発達障がいの度合いが小さくなる可能性があるので
療育で効果が出たのか、成長で効果が出たのか正直正確な判断は難しいと思います

なので、お伝えしたいのは
療育の効果は子供によっても変わってくるし、療育がどの程度効果がでるのかわからない ということもあるということを頭にいれといてください

こういってしまうと、療育を否定するようなニュアンスですが
大丈夫です。全くそう思っていません(笑)

むしろ、できる限り行かせてもらえばと思います
子供の成長していくうえでの日常生活の助けになることは間違いありません

能力開発・才能伸ばし

療育センターと呼ばれるところはきちんと資格を取った方が対応します
これはみんながみんな資格を持っているわけではなく、子供〇〇人に対して、有資格者〇人みたいなイメージです

療育センターは療育に特化しています

反対に民間の事業所ですが、発達障がい支援とうたっていますが、子供たちの能力開発や才能伸ばしをやっているところもあります
Q太郎が通ってたところのひとつはどちらかというと、能力開発・才能伸ばしが優先でしたね

民間の事業所によっては方針が違うところが多々あるので、これは療育なのかと疑問に思うところもあります
お子さんの発達具合にマッチしないところもあるので、事前に見学させてもらい、療育、能力開発どちらに重きをおいてるのか
子供の状態に合わせてくれるのかは確認しましょう

療育をするにあたって注意すること

上でも話した通り、お子さんに合うか、合わせてくれるかということも重要なポイントですが
やはり子供がやる気出して取り組んでくれるかも大事です

発達障がいでアウトプットインプットが苦手でも、何かを得てくれないと療育に行っても無駄になってしまうからです

療育の基本の一つとして、繰り返しのカリキュラムがあります
これは「毎回一定時間やできるまで繰り返す」ことによって、子供のできないことをできるようにします

これ自体は子育てする上でも重要な要素ですが、長時間かけても改善しないケースがあります
(”繰り返し”は別に療育じゃなくても子育てには必須ですね)

なので、こういう場合は切り替えることが大事です
つまり、別のことをチャレンジするということです

別のことをチャレンジするのは何も療育として事業所でやらなくてもいいと思います

療育は実績と検証をもとに構成されたことを子供に実践されるものですが
お子さんに合ってない場合も見極めることが大事なんです

それは親御さんの役目ですね

事業所も完璧ではない

民間の事業所も2~3所ほど経験しましたが、Q太郎がマッチするのはLITALICOぐらいでした

LITALICOジュニア

LITALICOはQ太郎の状況に、療育方法を合わせてくれるので大変助かりました
2年程通いましたが、状況に合わせた発語が増えました

少し、残念なところがあるとすれば
次もお願いしようとしましたが、人気で数十人待ちという状況とあとは枠(療育を受ける時間)が少ないことですかね

現在も予約(登録)していますけど、連絡が来ていません

他も事業所はカリキュラム通りか、これは療育なのか?というものもありました
発達障がいの度合いによってはマッチするかもしれませんが、他人に合わせてもらう必要があるQ太郎には無理そうでした

療育も万能ではない

療育は行かせた方が良いには良いのですが、本当に効果が出るかはわかりません
効果が出ないケースも想定することが大事です

それは事業所との相性もあるのかもしれませんが、お子さんがまだその時ではない可能性だってあります

なので、過度の期待してしまうのはやめたほうがよいと思います
子育てで疲れてるのに精神衛生上もよくないですねぇ

「行かせたのに全然変わんない・・・」って愕然として、精神・体力をすり減らすのが一番NGですね

子供にとって、親が最後の砦なので、こういう状態になってもなんにも得はありません

療育に関して重点的に考えるところはどこ?

療育をうたってるのに自分が思っている療育とちがうやんけ!とならないように見学・口コミチェックは欠かさないでください
また、こちらの意見を聞いて取り入れてくれない事業所は絶対に行ってはダメです

子供のことを一番知っているのは親なので、親の意見に聞く耳もたない事業所はありえません

あとは幅広い意味で言いますが、奉仕や慈愛の精神が全く感じられないところもボツと考えます
教育関連って、その要素が無いと正直子供に目線で見れないと感じてしまいます

子供・・・ましてや発達障がいなのに、素人目から見てもマニュアル通りすぎる対応をするところは
「ええええ」な感じです

こういうところを見極めることが効果的な療育につながります

事業所に通うだけが療育ではない

療育に関して、一番やっちゃいけないのは療育に行かせて満足してしまい完結するということです

↑これが今回パパが言いたかったことですね

事業所や療育センターによって仕組みいろいろ違いますけど
子供預けるタイプのものですと、出かける準備や行き帰りの時間がもったいないです

こういうところの療育に決して反対ではないのですが、例えば週5以上通うところなど
こういう時間がもったい無い気がしてなりません

あと、週5通うカリキュラムって、定型になって繰り返しになったり、同じことを何回もやることになると思います
先ほど、繰り返しは基本だと伝えました

確かに繰り返すことは改善には重要です

ですが、繰り返す内容にもよるんです
週5の療育・・・できないことは繰り返す・・・

なんか偏りませんか?

これはそういった療育を否定することではなく、あくまでも子供にあった療育であれば問題ないんです

そこを判断するのは親なのです

ただ、私の場合はQ太郎の状態を鑑みて、いろいろとやりたいことを増やすというのが理想かなとも思いました

子供との時間も大切な療育

家で、療育のまねごとを子供にすることもOKですし、子供とコミュニケーション取ったり
子供と遊ぶことが一番の療育だったりします

うちの場合はQ太郎はコミュニケーション取らないし、ママ自体もおとなしいですが
もっというと、微妙にパパはなんか嫌われてますが・・・それでもコミュニケーション取るようにしています

暖簾に腕押し、糠に釘、凪状態のQ太郎ですが、そこは積極的にガツガツ行きます

Q太郎は運動神経はいい方なので、運動の療育みたいのはしませんけど
いろいろとやらせます

自転車(練習)、キックボード、リップスティックボード

なわとびとか鉄棒やってくれないのが、残念ですが好きなことはやってくれます

大事なのはここです!!

子供の様子を間近で見て、子供の趣向や特徴をつかむこと

そこから想定して、将来につなぐことなんです

療育は現状の状態に対しての対応はしますが、療育だけだと子供の才能にアプローチすることは少なくなると思います

先に話しましたけど、Q太郎はコミュニケーション能力は乏しいけど、運動能力はまずまずであれば
いろいろ遊ばしてみる

将来彼がオリンピック選手になるかわからないですが・・・別に、そういうことではなく
得意で夢中になってることをやらせて、そのそばで子供を観察することです
コミュニケーション能力に乏しいのなら、その状態で話しかける

親ならではとか、親じゃなければできないことは近くにいて我が子に愛情をもって話かけれることです

それがすべてとは言いませんが、療育だけに時間を割くより親としてできるのはあるんじゃないのか
友達と遊んだほうが勉強になるのではないかというという考え方ですね

<まとめ>

療育は行かせた方がいいのは事実です

お子さんにマッチする良い事業所探しも重要ですが、結局のところ
その時お子さんは「熱心に取り組んでくれるか」「楽しんでくれるか」に尽きると思います

また、療育に任せっぱなしで安心してしまうことを懸念しました

何度も言いますが、療育は全然行かせた方がいいです
ただ、時間配分を考えたり、多種多様をやらせた方が子供のいろいろな可能性をみつけられることもまた事実です

大切なのはバランスなので、療育を行かせるってことに夢中にならないで、家でもできること、家でしかできなことを是非探してください

・・・すぐに上手くいかないでもいいんですよ

大事なのは親子ともども考えて、やりたいことをやらせながら、子供のステップアップにつなぐ方法も見つければいいんです

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【あわせて読みたい】

このブログはこんな感じ
はじめに

子供達はこんな感じ
似顔絵書いてみた

自閉症とわかるまで
第1回
【period0-1】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで
第2回
【period0-2】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで (検査施設に行った編)
第3回
【period0-3】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで (検査結果編)
第4回
【period0-4】 自閉スペクトラム症とわかってから (幼稚園に報告編)
第5回
【period0-5】 自閉スペクトラム症とわかってから (ママの勉強編)
第6回
【period0-6】 自閉スペクトラム症とわかってから (療育編)
第7回
【period0-7】 自閉スペクトラム症とわかってから (年齢別詳細)

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