発達障がい = 頭が悪い ?

発達障がいは凸凹個性と言われたりします
これは発達障がいの症状(※)的に定型発達に比べるとできることとできない事の波があるからです

※発達障がいは個性と言われていますが、マイナス面の部分について、ここでは”症状”と言わせてもらいます
詳細は後程お話します

パパは発達障がい気味なんですけど、昔仕事場で「バカ」って言われたことがあります

そこで、疑問に思ったんです

発達障がいは「バカ」なのか?またはそう思われてしまうのか?

今回はその見解を書いていこうと思います

ちなみに「バカ」と言われたのは事実ですが、この記事自体読んで気分悪くなりそう~って思う方
朗報です

多分、読後感は良いと思います(笑)

誹謗中傷に対しての基本的な考え方と
発達障がいへの理解の話となるので、同じ立場の方や自己嫌悪に陥ってる方は是非読んでいただきたいですね

目次

パパについて語ってみる

思い当たる所といえば
子供の時は多動が多くて、学校で前(教卓のとなり)に席を用意された覚えがあります(笑)
落ち着かないというか、逆に動いてなければ落ち着かなかった記憶があります
まぁ、座ってるのが苦手だった

でも、Q太郎と違って危険なことは理解しているので
事故もなかったし、登校も一人でできていました

大人になって、仕事するわけだけど、20代前半から~後半ぐらいかな

人の話が覚えられないんですよ

ただ、全員のじゃないんですよね
わかってる範囲だとこんな感じですかね

①話の理解はできる
②言い方が上手くない人だと覚えられないことがある
③マルチタスクは対応できるけど、自分が何かやってるときの聞き取りの精度は落ちる
④もしかしたら説明の仕方云々より人によって覚えられないことがある
⑤もしかしたら相手の話すスピードに対応できてないことがある
⑥ストレス

Aさんの出身地を聞いて覚えられるのに
Bさんにも同様なことを聞いても覚えられない

3回ぐらいBさんに同じ質問をして「俺に興味ないんすか?」って言われたこともあったっけ?(笑)

30代前半は営業気質で主語がない年下上司にあたったんですが、この人の言ってること覚えられない覚えられない
ほんとうに覚えられない

陰で「バカ」とか言われてましたね

正直、そのぐらい時期に発達障害という言葉が出始めてたような記憶があります
「大人の発達障がい」という言葉に目を奪われた記憶があります

そこの会社が口頭でやりとりする文化だったのです
現在別の会社にいますが、今は相手の発言をこぼすことはありません

ママの他愛のない話は抜け落ちる場合がありますけど・・・(笑)

結局理由はわかっていないです
病院行くことも考えましたが、発達障がいということもあり
パパのこの症状に関してだと、診断後カウンセリング&薬になると思っていました

正直素人考えの部分が大きのですが、それよりかは自分なりに口頭の指示を抜け落とさないようにしようと思いました
当時は(今もかもしれませんが、専門家に期待しすぎるので治らない場合は怖いと思っていたのでしょう)

具体的な方法を言うとメモを取ることはもちろんですが、ボイスレコーダーとかも考えました

ただ、この方法は確実なんですけど、時間が2倍かかるんですよ・・・
そんなことやってられないんで、メールでの指示をお願いしたが断られたので、要所をメモって対応することにしました

あと、極力その上司とは話さないようにしました
もちろん仕事なんで必要最低限ははなすので、あちらに悟られないように距離を置くわけです
これで、不用意な口頭での仕事の依頼は回避できるようになりました

ただ、結論としては
結局のところ、仕事に支障をきたすというより、その上司とのやり方があわなかった と感じています

そもそも、仕事の精度がさがっているのにパパのことを「バカ(頭の悪い)」と言ってるのは
アンタも相応だろ!ぐらいに思うことにしました

その人頭はいい方なんですが、私の中では「頭が固い」ですね
全然柔軟じゃないですね

人の悪口と言うのは少なからず自分もその素養があって、対比させようとしたマウントなんで、ある意味自分を慰めているわけですよ(これ結構的を得てると思いますよ。ご自身も被害者になったとき向こうはこういうつもりで言っていると思ってください)
心の休息は別の所でとってくださいと思いました

現在は、その上司もいないわけですし、仕事も普通に回っています
今の仕事の方が楽な可能性がありますけど、当時はストレスも原因だったのでパフォーマンスがでなかったのかなと考えます

自分なりに判断すると、聴覚関連のワーキングメモリが少ないのかなと思っています
やはり聞いたことが抜け落ちるというのは覚えてないし何ならほぼ認知しないのかもしれませんね

あと、上記のような誹謗中傷の受け取り方(スルー)の仕方はいろいろあります

①気にしない
②相手の言うことを一理あると認識し、あとは間違いだと認識する
③「は?なんでそういうこというの?あたまおかしいんじゃん?」って別角度で感じる
④「全部間違ってるだろ」と思う

可能であれば①が理想です
出来ないのであれば②ですね
自分の非の一部を見つめなおすことは成長につながります(でもきつい言葉で抽象されることは最低でも心の中で否定してください)
③④はある意味こちらも鋼メンタルですが、別のストレスが溜まりそう(笑)

自分にあった消化の仕方を実践して、体と心を慣らしていけばいいと思っています

今の時代は素直な人は生きづらいですね(100%パパのことですね。ワオ!)

発達障がいは個性?

冒頭でも言いましたけど、発達障がいは個性とされています

でも、私はその言い回しはちょっと気に喰わなかったりします

発達障がい=病気じゃないとしても何らかの障がい・・・つまり個性というよりかは症状と感じています

あ、一応言っておきますけど(ひさしぶりの予防線)
私は医療従事者や専門家ではなく、自身も発達障がいと思っていて、発達障がいの子供をもつ普通(?)の二児のパパです

発言には権威性がありません
思ったことや経験をいってるだけなので、その点はご了承ください

話を戻しまして
発達障がいに度合いがあって、個性と呼ぶにとどまる範疇はあると思いますが
重度の子の状態を個性というのは、ちょっと違和感を覚えるのです

配慮といえばそうなのかもしれませんので、このことを否定しているわけではありませんが
むしろ、配慮であれば素晴らしい取り組みと感じています

世の中、受け取り方次第なことは多いと思っています

ただ、Q太郎もそうですけど、身の回りの子達を「個性」とは手放しで呼べない状態の子もいるなと思っています

まず、発達障がいっていうワードが幅広いからね
ひとつの表現で網羅することは難しいんですね

発達障がいの相手について、何を思う?

いろいろな症状があります
もちろん度合いもそうですね

発達障がい=個性と世に広がっている時点で一方的な否定の言葉は配慮がないうえに情報弱者と思われても仕方がない・・・と思います

発達障がいの概念を知らないとしても
定型発達の人が当たり前にできたとして、著しく苦手分野があった場合もまず仕組みを解決することを考えないで
相手を非難することは自分を正当化しているだけだし、それが仕事であるなら仕事できない人ですね

仕事ってスキルや経験は重要ですが、基本的に回すために仕組みを考えておこなうべきです(できてない方は多いですが)
なので、立場が上の人が部下に対して苦言を呈している時点で、ほぼお察しなのです

いずれにしろ、仕事で困ってることがあるのであれば
歩み寄るのは最低限のルールでありマナーと長年社会人経験をやっててそう思います

(たまに優しく声をかけるが突然豹変するモラハラ系もいますが、それは今は除きましょう)

パパはQ太郎が発達障がいであるのと同時に、早い段階で自覚症状のようなものがあったので、
発達障がいについてはある程度の知識はありました

理解が無い人から言えば、「バカ」の一言で片づけられちゃうのもしょうがないかもしれませんね
だって、あっち知らないんだろうし、配慮もないのですから

自分が取り巻く環境で、理解が無い人ばっかりであるならさっさと場所を変えた方が良いと思います
でも、人によってはそんな都合よくいかなかったり、その場所にとどまりたい理由があると思います

その場合は、発達障がいを理解してもらうことに力を注いでください
相手が理解してないということはこちらから知識を与えなければいけません
もしくは「バカ」と言われる原因を自分で取り除くかです

それができない場合はジリ貧だと思いますよ

ストレスは人間の判断を鈍らせると思っています
発達障がいだって、例外ではないのかなと思います

適度なストレスは逆に良い刺激になりそうですけど、今回のケースはどう見ても”適度なストレス”ではないでしょう

まとめ

発達障がいであることは生きづらいと思います
ただ、人間関係を含めた環境によるところも大きいと思っています

基本は自分に合うところを探すことが重要ですね
また、プライベートではガス抜きできるような仕組みをつくるべく
自分の趣味や特技を活かしたことをすることが重要になってきます

まぁ、趣味や特技というより自分が楽しめることですね

極端な話、それがお金を稼ぐことにつながるようになれば、ゆくゆくは自分の好きなことを仕事にできるかもしれません

個性だろうが、症状だろうが
この世に生まれてきたのには意味がある・・・なーんて今回は大仰なことは言いませんが

少なくとも人生楽しまなくっちゃ精神をもって、いろいろやっていくことをおすすめします

発達障がいだからこそ、すっごく大好きなことって言うのはたくさんあると思います

発達障がいだからこそ「感じる幸せは確かにある!」とパパは強く思うのでした

——————————————————-
QAパパの楽天ROOM
療育グッズも載せてるよ
watashinoroom.png

【あわせて読みたい】

このブログはこんな感じ
はじめに

子供達はこんな感じ
似顔絵書いてみた

自閉症とわかるまで
第1回
【period0-1】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで
第2回
【period0-2】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで (検査施設に行った編)
第3回
【period0-3】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで (検査結果編)
第4回
【period0-4】 自閉スペクトラム症とわかってから (幼稚園に報告編)
第5回
【period0-5】 自閉スペクトラム症とわかってから (ママの勉強編)
第6回
【period0-6】 自閉スペクトラム症とわかってから (療育編)
第7回
【period0-7】 自閉スペクトラム症とわかってから (年齢別詳細)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトは reCAPTCHA と Google によって保護されていますプライバシーポリシー利用規約 申し込み。

The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.

目次