子供に教えたいのはどっち? 道徳や倫理観?それともずる賢く立ち回る方法?

親が子供にいろいろ教えていく過程で、概念みたいなことを教えていくことがあります

その際に、ちょっと極端ですけど、子供に教えていくのは、以下2択どちらがいいんだろ~?って
思った人もいるはず

  • 他人に迷惑をかけないように常識やモラル
  • すこしずるくても人生上手く生きていくコツ

これ悩みませんか?

パパは悩みました(笑)

QAママ

何笑とんねん・・・

・・・結局、ケースによるとは言え、「常識」や「モラル」の方を優先しています

具体的な「常識」や「モラル」ってなんなの?って思う方いると思いますけど
自分主体で合っても、他人に迷惑をかけないような生き方の方が楽だと考えたからです

そして、なぜ「他人に迷惑をかけないように常識やモラルを身に付ける」方が良いのかというのも説明していきたいと思います

目次

子供に教育していく理由とは

親が子供に教育を施すのは理由があります

常識やモラルだけでなく、普通に学校の勉強など、さまざまな教育全般にフォーカス当ててお話します

  • 知的探究心を伸ばすため
  • 学びの楽しさを伝えるため
  • 価値観や生き方を伝えるため

子供って基本「なぜ?」と疑問を持って興味を持つことが多いです
子供の年齢層で言い方変わってくるような気がしますが、この「なぜなぜ期」は、知能が発達しているということであり、好奇心を育むチャンスでもあります

この時、親は子供の質問を素直に受け止め、一緒に考えることで探究心を育てていきましょう
子供が自分から学ぶことは楽しさを知るとても大きな一歩になるんですよ

科学的な質問や観察を通じて、知識を深める喜びを共有していきたいです
親のふるまいや言葉遣いからさまざまな学びや価値観を感じ取ります

子供って親の真似するでしょ?、こういうことだからです

まとめて言うと、子供の未来のために基盤づくりになるから
教育というのは、とても大事なことであり、必要不可欠なステップなんです

教育しないとどうなる?

いろいろなケースがあるとはいえ、教育を受けない子供は、基本的な知識やスキルを身につける機会を逃すということが考えられるでしょう

多分、簡単に予想できると思いますが
これって将来の学業や職業にも影響を及ぼす可能性があります

結果、将来の職業の選択や収入にも影響を及ぼすことを意味します

また、他人とも関わりにも影響が出てきます
教育を経て、常識やモラル、様々な知識がなければ、コミュニケーションに支障が出てくる可能性が高いです

それと、知識が無ければメンタルセルフケア的なこともできません
知らなければ、自己肯定感や幸福感が高めることに遠回りになります

教育って言っても、学校の授業だけじゃなく
学校で教えてくれないようなことを、知る機会を与えることが一番大事なんです

人って、知識や教育が無いほど性格が悪くなりやすいという傾向があるんじゃないかと思います

知識0ということは、生きていく上でほとんど起こりえませんが
中途半端な知識、常識や道徳の欠如が、この傾向を招く可能性が高くなると感じています

日本に関して言えば、親がいろいろ教えなくても
ある程度の教育は義務教育で完了します

勉強だけでなくても、友達や先生とコミュニケーションをとれば、ある程度の社会性は身に付いて行くと思います
ただし、これはお勉強メインなので、生き方だったり、道徳、モラルに関しての教育は弱いと思います

実際に性格って悪くなるの?

あくまでも、QAパパの考察ですけど
でも「親の育て方が悪いと子供の性格が悪くなる」って思った方も多いはず

子供の性格や特性にもよるところは大きいですが、「育ちが悪い」と言わるような背景には
その子の親を意識されることは多いと思います

初めに、言葉の定義を見直すと
ここから「教育」と言ってるものは、常識的と言われる知識や、必要不可欠な知識ではなく
どちらかというと、常識、道徳、マナー、他人を思いやる気持ち という観点で教育って言っています

無教養だったり、幼少期のきちんとした教育がなければどうなるかというのを表現しています

そして教育はする・しないではなく
どのぐらいの度合いと粒度で行うかって言うのが大事なんです
あとは本人が納得して覚えてくれるという部分もあります

さて、教育しないと人はどうなるかというと
人徳、つまり「他人に対する思いやりの心」を持つことが有益だということに気づけないから、性格が悪くなりやすいと考えます

つまり、独りよがりな自己中心的な人格が形成されやすくなるからです
なんだかんだ言って、この世の中は人と関わらないほうがトラブルは少なくなります
それは人に性格があって、完全に予想できないからです

そして、性格悪い人というのはこちらに対して、害意や悪意を向けてくる可能性が高いです

じゃあ、なるべく人とつきあわなきゃいいじゃん?って思う方もいますけど
その考え自体の方向性は合っていると思います

ただ、人付き合いがないと
社会から孤立する可能性が高いと思うし、現実的じゃありません

人は外に出て、お金を稼いでいかなければ生きていけませんし、完全在宅で生活できる人は一握りです
他人に対する思いやりの心が無いと、いろいろな場面で足を引っ張られることが多いです

この世界は繋がりが大事で、どんな場合でも大なり小なり人間関係が存在すると思っておいた方がいいです

こんなこと言うと、身も蓋もないような気がしますが、自分自身の道徳心・倫理観というよりかは
他人から身を守るための教養との位置づけになると考え方がいいかもしれません

教育しないメリットってある?

断言します
自分の子供に教育をしないメリットは「手間がかからない」ぐらいしかないです

教育の分野によりますが、人間はある程度の教育や知識共有した方が後々の結果として
大方良い方向に向かいます

しかし、教育することのデメリットはあります
それは余計な知識や情報を身に付かせることです

具体的な例はあげませんが、知らないでいいことを覚えて
意図的に悪いことを実践してしまうケースとかはこれにあたります

性格が悪い人というのは、こういうのが達者な人が多い印象です
性格が悪いと判断するのは、自分も含めますが、周りがそう評価するのが大半です

何かしらされたり、目撃したから「性格悪い人」と烙印を押されるということです

知識や十分な損得勘定があるのにも関わらず、性格が悪い人というのは、そういうやり口を知ってて意図的・意識的にやるということ
そして、同時にそこまでやってはいけないと自制がきかない人でもあります

選択肢を選ぶ基準が効率優先(もしくは自分がやりたい)であって、そこに道徳心や倫理観が薄いってわけです

反対に意図的・意識的にやらない人で性格が悪いと判断される人は
無意識すぎて、そこに性格の悪さはないんでしょうが、行動が性格悪いと評価されてるものになるってわけです

これは、「やっちゃいけない行動」「こうされたら相手は嫌がる」というのを理解していないからそうなります

どちらにしても大半のケースとして一般教養(道徳・倫理を含む)が行き届いてない可能性があります
また、性格が悪いと評価する側にも問題がある場合もあります

性格が悪くなったのではなく、思考が合理的な人に対しては「性格が悪い」と判断する人もいるかもしれません

まぁ、これも相手のことを知らない・知る努力もしない知識不足からなり得ることですね

ちなみに、頭がいい人や、世の成功者というのは
団らん的な友達付き合いがほとんどない人もたくさんいるそうです。

これは、そういう人間関係がわずらわしくて・めんどくさくて
関わりを避けているという人もいるからです

理想な人徳者になるための大切な要因

人徳者=他人に対する思いやりの心

これが意味する理想的な人物像というのは、自分が望まない極端な孤独にならないことを
理想としています

一般的に他人に対する思いやりの心がある人には、自然体でいても人が集まってくるものです

ただ、問題なのはその中に「性格の悪い人」というのも一定数混ざっています

自分に対して好意や興味を持っている人が必ずしも、自分に対して害をなさない人間ではないということを覚えてください

この認識が甘いと、ずっと一生ついて回るぐらい強烈な遅れをとるものになります

勘違いしないでほしいのは
「人徳者=賢く生きる」ということではないということ

教育を施されているので、ある意味賢いとはいえますけども
本質は、人生を効率的に生きることではなく、人生を豊かにするということです

賢く生きるというのは
(勉強的な意味の知識や賢さではなく)ライフハック的な知識を増やしたい
色々な人の失敗談や経験談を聞いておきたい、その知識を参考にして自分のものにしたい

それを価値のある時間やものにしたいと考えます

でも、そういう人って、打算的な傾向が強くなるので、生産性のないコミュニケーションは必要がないと考える傾向が強くなるので、友達や同僚だけでなく、家族や親せきなどの人付き合いが減っていく場合もあるそうです

「性格が悪い人」を間引くのであれば、最良の方法かもしれませんが、おすすめはしません

本当に理想というのは
余分な人や危害を加えるような人に対しては効率的な距離感も演出できる人です

あくまでも自分が好きな人と接することができる選択肢を持てて、いつでも実行できるというのが理想です

QA家の教育方針は?

我が家で実践している教育方針としては
ママはパパよりのんびりしていますが、圧倒的に人付き合いがうまいので
ママが人付き合いの何たるかを教えています(パパも口はさむけど)

QAパパ

まかせた!


詰め込みすぎは毒すぎるので、そういったことは絶対にしてません
Q太郎なんてキャパ大きくないので、イライラや癇癪につながります

現状「これ覚えてね」とか「これいつまでにやっておいてね」という自主性に働きかけるようなことはほとんど教えられませんし

たまに自然にパパやママ、または先生や周りにいる人と自然に一緒にいられる空間
(別に率先的に会話をするわけでもなく)があって、そこから自然になにかを覚えればいいんだと思っています

そのうえで、質問したり、考え方を教えたりしています
Q太郎は概念系の理解は難しいですが、そんなこと気にせず

何度も無理なく説明します
ちなみにQ太郎は道徳や倫理観みたいなものを理解するのは難しいし、人の気持ちを理解させるのは今はまだ無理なので、ダメなことはダメだけど、わからない事は必ず誰かに聞いて風にしています

「これはやってはいけない」「これは許可を取ってね」など

アンちゃんに関しては、ママががっつり教えてるようです

がっつりと言っても、実際にあったケースに関して、「この場合はこうした方が良かったね」「こういう場合はこうするべき!(理由をつけて)」ですね
反省会みたいな感じ?

主に食卓で話をすることが多く(夕食時のお話は偉大ですね)
人間関係でトラブルが出たら、一家総出(パパママだけだけど)家族会議です

今はそのやり方でいいけど、反抗期が怖い(笑)

我が家は子供の主体性を尊重しています

アンちゃんはもちろんQ太郎なんて言葉数が少ないので、彼がやりたいことをこちらから拾ってあげます

めちゃくちゃ要望意味不明のもんばっかですけど

  • 〇〇のスーパー行く(近場)
  • 〇〇駅のエレベーター乗りたい

最近、「メロンパン買ってきて」みたいな要望言えるようになってきたけど
レジャー関係に一切興味なし(笑)

アンちゃんはパパママが黙ってても
「あれ欲しい」「あそこ行きたい」など、クソうるさい要望の塊なんで、(ある意味)安心はしています

この要望をうまく納得させるように間引くのが親の仕事だと思っています

・・・そう、主体性を尊重しながらも

会話を組み立てて「ここでこうしたら、この子に悪いじゃん」とか、「多分、この子は今こんな気持ちなんだよ」など感じて、ハンドリングして接する

登場人物はリアルな人から、教科書の登場人物、童話などから
解釈拡張して、おしゃべりする感じです
それで、子供の倫理観や道徳心は伸びていくと思います

あとは体の発育心の発育十分な睡眠と適度な運動からくると思っています

人間余裕ある人は大抵よく寝ています(笑)

Q太郎も睡眠時間ぐっすりだと癇癪起こしにくいかもしれませんね

(毎朝5時台におきるので、睡眠不足になりがちだけど、6時台に起きると癇癪という・・・あちらを立てるとこちらが立たずみたいな・・・)

Q太郎

う~ ◎△$♪×¥●&%#?!

まとめ

この話は子供に対する教育がとても大事なこと

どんな教育をしていけばいい?道徳や倫理観について説明しました

まぁ、まわりまわって、子共に対しての自衛のための知識でもあります

性格が悪い人は世の中たくさんいて
性格が悪い人ほど行動が読めないってこともあります

自分の子供が、そんな人たちに巻き込まれないように
人生遠回りにならないようにというのと

そして、他人に対して悪いことをしないように、意識させることは、絶対に間違いではありません

いつだって、他人に対する思いやりの心を忘れない優しい子供に育ってくれることを願っています

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療育グッズも載せてるよ

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はじめに

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