【極論】底なしの許容量があれば人間関係で揉めない

人間関係で揉める要素は
自分と相手の性格(性質)の組み合わせによるんです

一例として、次のような人もいるのは事実

相手・・・悪意ギンギン、攻撃性マックス

・・・で、あればどんな相手とももめそうですけど(笑)

自分が妙に優しかったり、スキがあったりしたら
相手が良心が欠けてるような人間だと、利用しようとしてきたり、マウントとってきたりすると思います

大なり小なり発達障がいだと、その凸凹個性から人間関係揉めることもあるんじゃないでしょうか

一応、言っておきますけど
発達障がいだから人間関係揉めるとも限りませんし
定型発達だから人間関係揉めないということもありません

「発達障がいだから~」 という因果関係は必ずしも成立しないと感じています

必ず相手がいて、自分がいる
自分がいて、相手がいる

二人以上いて、人間関係
そして対象人数が増えてくると複雑になっていくということです

今回は人間関係について以下のポイントで考えてみようと思います

どこまでを人間関係とするか
人間関係がうまくいかないという定義
人間関係揉めないコツ

目次

人間関係・・・その範囲

自分をとりまく環境として、どこまでを人間関係とするかです

学校?職場?プライベート?家族?

言葉の定義として言えば、これらはどれも「人間関係」として該当します

ただ、各々が「人間関係」とする定義は変わってくると思います

まずは自分が「大事にしたい人」というのを考えてみましょう
最悪そこさえ死守すれば自分にとっての被害は少ないですし、心のよりどころになります

あと「大事にしたい人」は複数人作った方がいいです
その理由は、相手は所詮人間なので、自分が上手く立ち回ったとしては万能ではないのです

一点集中してしまうと、相手に対して重くなってしまいますし
その人がNGになるとかなりしんどくなります

そして一番大事なことは

その「大事にしたい人」は大事にするだけでなく、あなたにとってプラスになる人を選ぶといいです

例えば、家族を大事にする人は結構多いと思いますが
家族が、必ずしもあなたにプラスになるとは限りません

でも、血のつながりというの無条件としてかけがいの無いものだったりしますし
直接何かしてもらったというより、共に過ごした時間は圧倒的に長いからです

家族以外の方達も必ずしもあなたに何をしてくれる人ってわけではないと思います
楽しく過ごせる仲間とかだったりします

だから、家族愛や友情にとらわれすぎると足元をすくわれる可能性があります
あなたがそう感じても、相手があなたのことを踏み台程度にしかおもっていないかもしれません

なので、あなたにとって明確にプラスになる人が大事なのです

例えば、以下のような人たちです

性格のいい人
賢い方
欲求を制御できる方
心身共に余裕がある人

これは直接あなたにとって、プラスになると感じることはもしかしたらないかもしれません
だけど、そういう人と接してるとわかりますが、あなたにとっても大抵寛容だということです

あなたにとって寛容であれば、あなたもそれがうつる場合もあります

発達障がいというのは定型発達の方が当たり前にできることをできなかったりします
寛容さというのはそういったことを目の当たりにしても邪険にする可能性は低いということです
そうじゃなくても、相手の個性を許容できる性格は重要です

家族や親友でも、あなたが足を引っ張るようなことをすれば、裏切ったり疎遠になったりすることは多いと思います
結局その方たちの性格だったりする部分は大きいのです

つまり、大事にすべき人間関係というのは、毒親でも、ろくでもない親友ではなく
他人に寛容な知り合いなのです

本当に大事なことはそういう人と仲良くなるということなんですね
同じような人間のグループをいくつも作っておけば、拠り所を失うことはないでしょうね

人間関係がうまくいかないという定義

具体的にどういう状態が「人間関係がうまくいかない」ということなのか
一旦考えてみましょうか

人によって、定義の差があると思います
最悪をイメージして、回避すればいいのです

おそらく以下を想定するんじゃないでしょうか

①輪に入れない、なじめない
②避けられる
③いじめや悪口などの危害をくわえられる

ストレスの度合いは人それぞれだと言え、①→②→③の順番でストレスが強くなると思ってください

①ぐらいであれば「気のせい」という可能性もありますが、②③は気のせいじゃないと思われるので
早急に対応が必要になってきます

①であれば、自分の勝手な思い込みの可能性も0ではないので
その場合、気にしないように努めてストレス軽減を願いましょう

所詮人間なんて感情の生き物なので、感情のコントロールをすればストレスは軽減されるのです

「感情なんてそうコントロールできないよぅ」という方ごもっともです

怒りっぽいとか落ち込みやすいとか、感情コントロール苦手な方はいるでしょうね

そういう方は気のせいかもしれないことを深く考えないことです

ただ、明らかに嫌がらせや攻撃を受けている場合は場所を変えるなどの対応が必要です

人間関係揉めないコツ

さて、ここからが本題です

自分を取り巻く「人間関係の範囲」や「人間関係でうまくいかない」定義というのを再確認したら
それの対応となってきます

担当直入に言うと
人間関係を揉めないコツというのは自分のキャパシティを大きくすることです


キャパシティ【capacity】
キャパとも略され、許容量、受容力、包容力、などの意味になります


つまり、ここでいうキャパシティとは簡単に言うと広い心を持つということです
タイトル通り、キャパシティのことをここでは底なしの許容量(広い心)と呼ぶことにします

いじめまでとはいかなくても、嫌がらせをうけても
気にしなければいいですし、さらに許してあげるのです

気にしない=ノーダメージなのですから

この記事では
許容量=我慢できる度合い じゃありません
許容量=気にならない です

Q太郎は他人の動向が気になりません
もし、学校で彼の悪口を言われたとしても、本人は気にしません
Q太郎の場合ですと、言葉の認知が低いので、そもそも底なしの許容量があると言われると
全然違うことになりますが(別のことで癇癪起すので許容量自体は少ないと思います)

行きつく先としての結果は同じになります

究極を言うと「おっ、何か言われてる」でも気にしなければいいのです

邪魔をされようが、嫌がらせを受けようが気にしなければ、そういう人は空気なんです

いじめを仕掛けてくる人間は「反応を見てる」と言います
つまり、相手がダメージを受けたり、苦痛な顔を見るのが楽しいわけです(あらためて嫌な人種ですね~(笑))

つまり、こちらが反応しなければ(効いてないアピールできれば)加害サイドは萎えるわけです



とはいえ、そんなの通常無理なんですよ

明確に悪意や害意がこちらに向けば、底なしの許容量があってもダメージは受けるでしょうね

ここでも記載しましたが、そういう場合は環境を変えた方がいいですね

発達障がいと人間関係

そもそも、そういう人がいる環境って
周りの人もそういう人予備軍だらけだと思います

加害者ってピーキーだし、寛容とは全く逆の性質なのです

極端な例にはなりますが、そうはいってもあり得る話です

大抵は、そういったおかしい人たちではなく、グレーではありますが
以下のような人たちでしょう

悪気はないけど、語気が強い
悪気はもちろんなく、自他ともに厳しい
悪気はないんですけど、めんどくさい など

ここでのポイントは「悪気はないこと」
悪気が無ければ、全部許せるということもないとおもいますけど
許容量さえあれば、巻き取る(受け入れる)ことは可能なのです

問題視しているのは、あくまでも悪意・害意なので、悪気が無ければまだましなのです

語気が強い、厳しい、めんどくさい・・・ってひとたち
このタイプに遭遇して、我慢できない人ももちろんいると思いますが
許容量さえあれば、気にしないし、揉めることもないのです

許容量って言うのは、気にならない というのはもちろん
当然ながら、相手を許す力でもあるのです

例えば、相手に何かされたとき(いやみ、強めの指摘、もろもろ)
心に対して負荷がかからない(気にならない)ということです

対して
負荷がかかるということは、一方的に自分がダメージをうけるか
相手にやりかえす(反論、意趣返し、もろもろ)
ことになると思います

これが原因で人間関係がこじれるわけなんですよ

もちろん、発端は相手側なので相手側が悪いと考えるのは普通だと思いますが
負荷がかからないということはこちらとしては余裕もでるわけです

余裕が出るということは、考えもめぐるので
この場合は損得勘定重視で相手と向き合えばいいわけなんです

スルーするのもよし
優しく言い返すのもよし

なんですね

発達障がいだと凸凹個性なので、人に指摘されるようなことは多いかもしれませんが
その場合だと、まずは自分に「指摘されてもしょうがない」部分があるというのを認めることが大事です

それが自分への許容となりますし、他人への許容にも繋がると思います

人間がんばればいろいろなことはできると思っていますが、限度があるのも事実ですし
がんばってできたとしても、心身がボロボロになっても意味ありません

許容量増加は一日二日で何とかなることではないので

許容量関係なく、気にしないようにする、考えないようにする
ということも大事です

まとめ

悪を定義するなら、そのまんまにはなりますが
悪意や害意を持っているものがそれにあたると思います

しつこいぐらいに悪意や害意にさらされるのなら
環境を変えるのが一番良い方法です

我慢できるのなら我慢する
できないのなら環境を変える

許容量も人によって違います
なので、許容量というコップからあふれる前に行動することが大事です

許容量を鍛えるというのは経験を積むことだと思っています
ただ、そうはいっても一日二日では変わるわけではないので

効率良く自分の許容量を増やすことが重要です

避ける・逃げるを上手に使い
自分にとって良い場所をさがしていくのです

そうこうしているうちに人付き合いもうまくいくと思います

自分の周りを寛容な人を増やしつつ
自身も許容量を意識しつつ行動しましょう

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