子供に効率よく話を聞かせたい

子供って生き物は親の話を聞きません・・・

どこのご家庭でも大体そんな感じでしょうね(笑)
年齢が低ければ低いほどその傾向があるような気がします

あいつら、話聞かないし
なんなら、言うことも聞かないんです

でも「どうやって子供に話を聞かせるか?」って思う親も少ないような気がします

だって、普通の人は普通に話聞くようなポイントで、まさかの聞いてないんですよ!

こんなことってありえないですよね

だから普通に叱るでしょうね
「話聞きなさいって(怒)」

でも、そこには理由があったりします・・・

今回は「話を聞かない理由」「話を聞かせる方法」を解説していきたいと思います

子供に話を聞かせるということは、後々にたくさんのメリットにつながります

「話を聞かない」「言葉の認知が弱い」ということを、発達障がいとして考えた場合
我が家の場合はQ太郎が該当するので、発達障がい向けとしても参考になると思います

もちろん、「話を聞かない」だけでは発達障がいと決まったわけではないのでご注意ください

目次

なんで話を聞かせたいのか?

・・・そりゃ意思疎通ができないのは困るからでしょ

そもそも、子供が話を聞かないと教育にならんし
制御ができないことが問題なのです

やめないいたずら・・・
常識や知識を取り入れられない・・・

例えば、おもちゃ散らかしたまんまにするとか
勝手に冷蔵庫からお菓子取り出したりとか
さわっちゃいけないものをさわったりとか

しつけの観点でも言葉での指示や誘導は必要ですね

あとは成長していく上でのコミュニケーションスキルの向上も狙いたいですね

大抵の子は視覚優位です

物や状況を目で見て覚えます
状況判断の材料になってくるでしょう

ただ、情報伝達などは聴覚になってくると思います
メールなどの視覚を主に使うコミュニケーションツールもありますけど、中学生以上で用途は限定的だったりします

子供の基盤として成長させるには、まずは言葉による伝達が多くなると思います

そういった意味でも話を聞かないという状況はあまりよくありませんし、お話になりません(シャレ?)

話を聞かない理由

話を聞かない理由として、子供だからしょうがないって思っちゃう親御さんいるんじゃないでしょうか?

それはそれでいいんですけど(基本、他の家庭の教育方針に口を出さないポリシー)
子育てする上で、子供のことを観察することはいろいろなことを発見するので
ご自身に余裕があるときは時間を割いて、観察したり考えたりする方が良いのは間違いないでしょうね

他のママからの情報だったり
他の子を観察したりといろいろ調べましたが
大きく以下4パターンが考えられるとおもいます

①しゃべりすぎて人の話を聞かない
②人の話に興味ない
③聞くことが苦手だったり、コミュニケーション全般が苦手
④言葉の認知力が低い

順番に説明していきますね

①しゃべりすぎて人の話を聞かない

よく「口がたつ」とか「口がうまい人」って言うのは
子供のころから才能の片りんを見せているもんです

違うケースもありますが、大抵子供のころからうるさい

まぁ、うるさいっていうのはよくしゃべるのであって
こちらが話を聞かせることについては関係ないですけどね(笑)

うるさい = よくしゃべる ≠ 話をよく聞く というわけではないからです

むしろ良くしゃべるので、余計に話をきかない・・・すらある

なので、良くしゃべる子には話を聞かせたい理由としてはまずは「落ち着け」ですかね

子供なんて、ちょこまかして落ち着きないんですから、話を聞かないのは当たり前ですね

②人の話に興味ない

子供って自分がしたいことに集中したいと話聞いてなかったりします

例えば、遊んでたり、遊ぶこと考えてたりで、子供は子供で忙しいのです

大人と違って社交性が無いって言うのも理由の一つでしょうね

あとは、子供の処理能力的に「何かをやっている時にそこに話が割り込んできても対応できない」ということも考えられます

③聞くことが苦手だったり、コミュニケーション全般が苦手
④言葉の認知力が低い

あとは、発達障がい寄りの話題にはなりますけど
そもそも話の認知が悪い

悪いまでいかなくても、聞く力の認知能力が低いという可能性も

勘違いしないでほしいのが

発達障がい だから 聞く力が弱い
聞く力が弱い から 発達障がい

こちらが必ずしも成り立つわけではありません

発達障がいの定義的に

”脳機能の発達に関係する障害がある”となってくるので、苦手なことが多いのは大方間違いではないのですが
必ずしもその症状(状態)が発達障がいに該当するかは専門家の判断となってきますね

もし「コミュニケーション全般が苦手」だったり「言葉の認知力が低い」が低いのであれば
まずは〇〇歳検診の時に担当者に相談するか、発達相談の窓口にご連絡ください

我が家の場合は、Q太郎が発達障がい(ASD:自閉スペクトラム症)に該当しますが、彼は言葉を理解してくれません
そして完全な解決方法は無いのです(療育行くという方法はありますが、決定的ではありません)

特訓したり、彼の発育に委ねるしかないというのが現状です

対応策として、ホワイトボードに字で書いたり、聴覚でうけとるところを
視覚で受け取れるようにしてあげます

あとは何回も繰り返し伝えていく
あと、言葉を理解しないとしても他の子供たちと一緒に遊べるところに連れていく

Q太郎が受け取れるかは別として、嫌でもコミュニケーションが発生しますからね
少なからず影響を受ける場合だってあります

うちの場合はアンちゃんがとてもうるさいので(笑)
Q太郎に話かけまくっています

で、効果あったかと言えば
効果はありますね!微々たるもんですけど(正確にはそれがアンちゃんの影響かQ太郎の発育が理由なのかは不明です)

そういう意味では障がいが受け入れられるような世の中だと当事者にとってはすごくプラスになるんですよね

話を聞いてもらうには?

なんか文章の流れ的に
話を聞かないのはお子さんの状況が良くないから~みたいになっていますけど

伝える側・・・つまり親側にも要因があるかもしれません

理想を言うなら、子供に何かを伝えたいときは以下のようにします

①名前を呼ぶなりして、こちらに注意を向ける
②話す速度はゆっくりではっきりしゃべる
③伝えることはできるだけ短くする
④説明が長くなってしまう場合は説明を区切る
⑤最後にまとめた説明をする

これで、反応が悪いのであれば
もう一回①から実施する

あとは声のトーンですかね

叱るときはある程度きつめの言い方でもいいですが、普段は優しく微笑みかけるような
無表情で事務的なしゃべりって言うのは印象が残りづらい傾向にあります

可能であるなら、言葉に抑揚をつけることですね

話が上手い人は大体この三拍子そろっています

・話すタイミング
・説明がうまい
・適度に不安を煽る

不安をあおる部分は参考にしたくありませんけど
こういう方法もあるというのを知っておくと今後の役に立つかもしれませんね

あとはちょっと見方を変えて
話を聞かないときに
子供が「何を思ってるか(考えているのか)」を分析や考察してみましょう

やりたいことがあるから上の空だとか
話している内容が難しくて理解できないのとか

いろいろ原因を見つけてそれにあわせた対応をしましょう

あと、ヘイト(憎しみ、反感)が溜まると話を聞かないので、ガミガミ怒るのはNGでぇす

人の話というのは聞き手側が
一回「空気」みたいな感じで処理してしまうと、あとあとノイズとして処理されることがしばしば・・・(笑)

つまり、話聞かなくなるということですね

そういったことにならないよう配慮も必要になりますね

まとめ

子供に何かを教えたいときに話を聞いてもらう機会というのは絶対に発生します

その機会に話を理解してもらうという方向になるので
こちら側としても、伝える力は大事になってきます

話を聞かせるというより、まずは言葉を伝えるとイメージしてみてもいいかもしれませんね

話が伝わらないとしても、言葉として印象に残ってもらえばまずは及第点ですかね

あとどんなにいいことを伝えたとしても忘れちゃう場合も・・・
たしかに忘れる場合は対処できないですね(笑)

結局、これは繰り返しで回避します

また、もう一個あって

話を聞いてもらう
話を理解してもらう けど

でも、言うことを聞いてもらえないってパターンがあると思います

アンちゃんがこのタイプになっていて

彼女はどんなにおもちゃを片付けろといっても片付けません(泣)

親に反抗しているわけでもなく、片付けが得意でなかったり
やりたくないんでしょうね

これを言うこと聞かせるのは、話を聞かせる方法より難しかったりします

まぁ、子育ては一筋縄じゃいかねぇ

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子供達はこんな感じ
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【period0-1】 自閉症(自閉スペクトラム症)とわかるまで
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