スライムを作ってみた

コロナの影響もあって、極端に外出する機会が減ったので
家の中で遊ぶことが多くなりました

ちなみに我が家の子供たちは学校も幼稚園も行けなくなり
ありあまった体力でパパママを苦しめてきます(切実)

”家でもいろいろ遊べるような”遊び方やアイデアを動画で配信している方が多くて
そんな折、Q太郎がたまたまスライムの作り方を見つけたのがきっかけで
我が家もスライム作ることに・・・

いろいろなサイト(動画)を見て、スライムの作り方を調べたのですが、いまいち上手くいかない・・・

今回は実際に作ってみて、改良した手順などを載せます。

◆本来の手順(QAパパ調べ)

用意するもの(材料)
・ぬるま湯
・ホウ砂
・洗濯のり
・絵具(必要に応じて)

用意するもの(使用する道具)
・大きいスプーン(計量できるものであればなおよし)
・マドラー(代用としてスプーンでもよい、かき混ぜるもの)
・軽量カップ
・ボール
・タッパー

①ぬるま湯50CCに対してホウ砂を大さじ一杯入れる
 -大きいスプーン一杯分は大体20g
 -今回は軽量カップにぬるま湯入れて、そこにホウ砂を入れた

②ボールに洗濯のりを100CC入れておく
 -これにお好みで絵具を入れて、よく混ぜておく

③①で作ったものを②のボールに入れる
 -ぬるま湯+ホウ砂 が 洗濯のり(絵具)のボールに入る

④よく混ぜる

⑤できたスライムを取り出し、3~4日タッパーなどに詰めておいておく
 -余分な水分と気泡をぬくため

・・・ただね
このやり方で何回やってもうまくスライムできないんですね

もちろんQAパパのやり方が悪いって言うのもあるんだろうけど
できたスライムは思っていたより硬いのよ

伸びるは伸びるんですけど、ブチッと切れちゃう

多分、微妙に材料の成分とか違ってくると、できた質感がちがうんじゃないのかと

・・・というわけで
分量や手順を徐々に変えてって、大分うまくいくようになったので
その手順を公開します

◆うまくいった手順

材料自体はさっきと同じ

ホウ砂<左>、洗濯のり<右>
DSC_0453.jpg

洗濯のりは100円均一ショップで簡単に手に入る
ホウ砂は・・・

空前のスライムブームの為
売り切れ店続出で、見つかったのは5件目・・・
しかも、なんかガチのやつだった・・

これそもそも本来の用途はなんやねん



調べてみた!!↓

(wiki情報抜粋)
・陶芸用の釉薬溶解剤として使われる(硼砂球反応)
・耐熱ガラスなどの原料となる
・洗浄作用・消毒作用があるため洗剤や防腐剤などに使われる
・目の洗浄・消毒に用いられる
・理科の実験や自由研究などでスライムを作るときによく用いられる
・植物の肥料として
・原子炉の放射線遮蔽材として
・ヴァイオリンの名器であるストラディバリウスのの防腐剤として使われていた
・毒性は食塩よりも弱い

すっ、すげ~
こんな用途がいっぱいあるのか

でも、スライム作りでしか使わないなこれ~

てなわけで、以下手順(違う部分は赤字)

お湯70CCに対してホウ砂を大さじ一杯入れる
 -大きいスプーン一杯分は大体20g
 -軽量カップにぬるま湯入れて、そこにホウ砂を入れた
 -ホウ砂は完全に溶けこむまで混ぜる

②ボールに洗濯のりを100CC入れておく
 -これにお好みで絵具を入れて、よく混ぜておく

③①で作ったものを②のボールに入れる
 -ぬるま湯+ホウ砂 が 洗濯のり(絵具)のボールに入る

すぐに混ざらなくても2~3分ぐらいは根気よく混ぜる
 -混ぜが甘いと水とスライムが分離したままになる

⑤できたスライムを取り出し、3~4日タッパーなどに詰めておいておく
 -余分な水分と気泡をぬくため

◆ポイント

1.ホウ砂と洗濯のりの混ぜる量

ホウ砂が固めて
洗濯のりがとろみと粘度 の役割

つまり、洗濯のりの割合が少ないと、硬くブチっと切れやすくなる
洗濯のりが多すぎると、粘度が高いし水っぽい
水をたくさん混ぜても水っぽくなる

2.ホウ砂がぬるま湯で溶ける量

水の量が多ければ多いほどホウ砂は溶ける
水の温度が高ければ高いほど溶けやすい

3.ホウ砂がきちんと水に溶かさない状態で洗濯のりと混ぜるとどうなるか

ホウ砂が溶けた状態で洗濯のりに混ぜた方がスライムとしての完成度は高い
ホウ砂があまり溶けていない状態で混ぜてしまうと、スライムが固くなりやすく、ムラもできやすい

ホウ砂が洗濯のりと混ざる量は決まっているので
一回固まってしまうと、もう作り直しができない

それと
はじめにホウ砂と洗濯のりが固まって、あとから水が混ざり始めます
最初は分離されるのかなと思いましたが、2~3分ぐらいかき混ぜていたら、混ざってきました

参考画像
作業前

戦いがこれから始まる・・・
DSC_0433.jpg

作業後

きっ、きたね~1
DSC_0413.jpg

きっ、きたね~2
DSC_0412.jpg

きっ、きたね~3
DSC_0124.jpg

うまく収納できました。チャンチャン♪
DSC_0428.jpg

【結論】

固めで伸びにくいスライムを作るにはホウ砂多めで洗濯のり少なめ
やわらかで伸びやすいスライム作るときはホウ砂少な目で洗濯のりを多めにする
また、水を多めに入れてもやわらかスライムは完成するが、その時は2~3分ぐらい混ぜる必要があります
水が混ざるには時間がかかってしまいます

ホウ砂と洗濯のり混ぜて失敗したら作り直ししたほうがはやいが
水を追加して、2~3分混ぜるとうまくするときれいに混ざってスライムがやわらかくなります

あまり、水と混ぜすぎたり洗濯のりの量が多いと、後片付けが至極大変な
家族を不幸にしてしまうスライムができてしまう・・・
(すごい、べとべとってこと)

これが「ブツッ切れスライム」
ゆっくり上したり、下に垂らして自然に伸ばしたりすればそれなりに行けるが、ひたすらキレてしまう
パパもまじキレそう

DSC_0435.jpg

こっちが「家族を不幸にしてしまうスライム」
伸び具合、星五つ・・・だが手にめちゃくちゃ付くし、それを取り除くのが大変・・・

DSC_0434.jpg

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