犬のヘルニア

※こちらの記事は本サイトのメイン内容とは少し離れます
番外編ということで見ていただければと思います

家族のまる(犬)が亡くなったとのもあり
昔の記事を整理しようと思います

ワンちゃんのヘルニアの記事なので、参考になるかもしれません

目次

後ろ足が・・・

事のはじめは2010年暮れですかね

うちのワンころが後方足びっこを引いてました
足をくじいたのかなと思っていましたが
翌年・・・つまり2011年ですかね
2月頃になると、いきなり痛がりだし
完全に片足をひきずるようになりました

そこで、あわてて病院行ったのですが
あまりヘルニアに詳しくないお医者様なのか、なんかのらりくらり・・・
質問をしていても、明言するのを極力さけてるようで、要領を得ない回答ばかり・・・

パパ「ずばり、原因なんですか?」
医者「この状態では、原因を特定するのはまだ難しいですね」

パパ「MRI検査でより詳しい症状がわかるには知っていますけど、MRI検査行くべきですか?」
医者「これぐらいの状態では、金銭的なこともあり、大抵の人はMRI検査には踏み切りません」

パパ「では、どうしたらいいですか?」
医者「まずは、薬で様子みましょうか」

パパ「様子見ということですけど、悪化するとかはないんでしょうか?」
医者「まだ軽度なので、もう少し詳しく様子見する必要があります」




はい、一週間程、様子見ました
結果、うち子はほぼ後両足を引きずるようになりましたー

再度、同じ病院に行きました

パパ「症状ひどくなったのですが、これはヘルニアっぽいですよね?」
医者「この状態でも、まだヘルニアかどうかわかりません」

パパ「MRI検査でより症状がわかるのは知っていますけど、MRI検査行っていいですか?」(あえて前回と同じ質問)
医者「これぐらいの(犬の)状態では、金銭的なこともあり、大抵の人はMRI検査には踏み切りません」

パパ(・・・あんたの”これぐらい”の基準がわからんわ)

パパ「では、質問を変えます。先生が飼い主で自分の犬がこの状態になったらどうします?」
医者「(苦笑)・・・私の場合だったら、即MRIしますね」

パパ(こ・・・こいつっ!!、その基準ではじめから言えや)

医者「ただ、やはり、大抵の飼い主の方はこの状態ではMRI検査しませんね。もうすこし、ひどくなってからですね」

パパ「・・・では、MRI予約してくれませんか・・・」
医者「これこれこうで、○○円かかります」

パパ(高ぇー・・・がしょうがない)

仕事の都合上などで、MRI実施予定日が一週間後になりましたが
MRI実施前日までで、マルの状態がこれ以上悪化しなくなった・・・

(これは、改善のきざしがあるのか?)と思い、MRI検査をキャンセル

そのあと、ネットを猛烈に調べました
もちろん、医者発言の「ヘルニアでない可能性」ニュアンスは完全無視
最悪を想定して「ヘルニアである」と想定して検索

すると、いろいろ気になるワードが・・・

「ヘルニア初期状態は片足びっこから」
「最初は腰をさわると猛烈に痛がる、しばらくすると痛がらなくなる(悪化)」
「ヘルニア治療は早い方が回復も望める」

これは・・・もう決定じゃん(泣)
ヤブ臭がすごいしてきたので、病院変えました(笑)

今度はヘルニアに詳しい病院だそうで
しかも、担当獣医はヘルニア手術を数百回してるそうです

うんうん
しつこく自分のヘルニア対応実績がたくさんあることを言ってるだけあって
うち子をテスト的に歩かしただけで

「ヘルニアですね」と言いました




((でしょうね!))

その後、くわしく話を聞くと
ヘルニアは決定だけど、このレベルの症状なら大抵の飼い主は金銭面もあり、もう少し様子見するそうだ(前医者と似たような文言だけど、内容のレベル感は違う)

あくまで、医師は手術を最優先ですすめないスタンスなのか??

迷った挙句、保留にして病院をあとにしようとしたが
脳裏にネットで検索したワードがよぎった

「ヘルニア治療は早い方が回復も臨める」

それを思いだし、手術前提で話をすすめることになった

この先生に「ヘルニア治療は早い方が回復も望める」は実際にどうなのかと聞いたが
「ワンちゃんにより、状況が変わってくるので断言はできませんが、早めに対応した方が回復が望める可能性は高い」  とのこと

ならば・・・ということで、手術前提でMRI検査を予約しました

その後、MRI後に検査の先生と話したんですが
MRI分析結果から状態は結構ひどいとのこと
なんでも、骨髄の三分の一埋まってたの事

前医者にした「先生の子だったら~~手術どうします?」と質問をしたら
「この状態なら即します」とまた、「この状態なら手術すればほとんど回復しますよ」

やっと、自分の待ち望んでいた回答が・・・
はぁーほんとやれやれ~

それで、手術して大体一ヶ月立ちました
長距離散歩はまだ無理で、たまに片足の踏み込みが甘いですけど(足首を返せない)
確実によくなってきました!!!

今回の経験でわかったこと

病院の先生x2、検査の先生に聞いたのをまとめてみました

※あくまでもうちの犬の症状の話です
同じ症状の方も参考程度に見といてくれたら幸いです

■ヘルニアの症状について

段階がいくつかあるそうです(数字が大きい程症状が悪いです)

1.片足にふらつきがでる
2.猛烈に痛がる
3.(片足両足問わず)立てなくなる   ←うちの子はここでした
4.糞尿を垂れ流す
5.下半身に感覚が無くなる

また、M・ダックスはヘルニア率は他の犬より高めです
個体差はあるでしょうが、胴が長いため、腰に負担がきます

■治療の仕方について

2つの病院に通って
どちらも同じ流れでした

まずは、薬(痛み止め、炎症止め)で一週間ほど様子を見て
それでも治らない場合はMRI検査をすすめられます

うちの子の場合は、薬で様子を見て一週間後には3の症状が軽減したように見受けられましたが
さらにその一週間後、当初の症状よりも悪化し完全に足を引きずる状態になりました

2件目のお医者さんに聞きましたが、手術ではなく、薬で治療して治る場合もあるし
慢性的だとしても薬で治療を続ける患者さんもいるとのことでした

ただ、薬をのましても再発した場合、症状は前よりもひどくなる可能性があるそうです

うちの子の場合は、一件めの病院で薬で一端様子を見ましたが、再発したので
病院も変えました
病院をかけた一番の原因はヘルニアの経験が浅いと思ったし、あとは患者に寄り添った説明ができないことです

■検査について

ヘルニアの可能性がある場合、MRI検査をすすめられます
これにより、詳細な状態(症状)がわかるからです(すぐにでも手術する必要があるか、薬で治療可能かわかります)
また、手術前提で話をすすめる場合は事前のMRI検査は必須となります

大きい病院なら、「MRI検査」「手術」もそこで可能かもしれませんが
私の場合は「MRI検査」「手術」は違う病院で行いました

MRI検査を行う前に病院でレントゲンと血液検査を行う必要があります
その病院では、MRI検査ができなかったので、違う病院(検査センター)を紹介していただく形となりました

その後、ペットの検査センターでMRIとりました

うちの子の場合はMRIの結果、状態は割りとひどかったらしいですが
手術すれば、確実に歩けるようには回復するといわれました

■料金について


薬治療
・薬・診察・・・5000~10000ぐらい?(初回で薬は一週間分)
(うちの子は継続的な投薬治療を行わなかったので、初回のみの料金を目安に記載)

手術を行うまで
・レントゲン、血液検査・・・10000円ぐらい
・MRI検査・・・80000円ぐらい
・手術・・・300000円ぐらい


■いろいろなリスク

薬治療の場合
・内臓に負担をかける(さほどでは無いと思う)
・再発の可能性

手術
・麻酔のリスク(体に負担をかける)
・再発の可能性(5%~)

必ずしも手術したら治るというわけでもありませんので、そこはご注意ください
完全に治る子もいれば、症状がある程度改善される程度の子もいるし
また、治らない子もいます
当然の事ですが、発症してからの手術が早ければ早いほど、治る可能性が高くなるそうです

■普段から予防するには

・段差をつくらない
ソファx M・ダックス の組み合わせはもう最悪です
ソファから何度も飛び降りることで高い確率でヘルニアになります
階段の昇降も危険ですね。なんなくこなすワンちゃんもいますが特にM・ダックスはリスクが高いと思います

・滑らない床
フローリングなどは足を滑らして、腰に負担をかけるので
ふんばれるようにカーペットなどを敷くことをおすすめします

■最後に・・・

今回、うちの子がヘルニアになり、いろいろとお医者さんに聞いたことをまとめてみました
一つの情報としてお役に立つといいですが、あくまでも参考意見として見ていただけたらと思います

一番の良い方法は「お医者さんに直接診せる事」「お医者さんに直接質問をなげる事」です

あなたのワンちゃんがますます幸せになりますよう、お祈り申し上げます!!

おまけ

上にTOP画像として写真がありますが、右がヘルニア手術直後です
手術直後は背中を超~気にしておりましたね

あと、地肌を初めて見たのですが、お前そんな色だったんか・・・

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